抗体反応でコロナの免疫の取得状態を調査、ロックダウン解除のタイミングを計るアメリカ政府

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ロックダウンの解除のタイミングを計りだしたアメリカ政府

【引用元記事】

ニュースウィーク

ニュースウィークの情報元(一次情報)はNIH(アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)だと思われます

アメリカは3月末から多くの都市でロックダウン(外出禁止)を開始しています。

Social distancing と言って、人と人との距離を徹底して取って感染の拡大を抑止する対策ですね。

ただ、アメリカではロックダウン直後(3月末)から猛烈な勢いで感染者が増えてきました。

4月初旬から新規感染者の増加は横ばいになり、ロックダウンの効果が見えてきたといったかんじです。

以下のグラフはEUの公式サイトからエクセルでデータを入手してグラフにしました。

この状況からアメリカ政府はロックダウンの効果は出てきたと判断。出口戦略を練り始めました。要はいつ経済活動を再開するか?です。

いくらIT大国のアメリカでもロックダウンをずーっと続けていくわけにはいきません。

何かしらの指標をもって、経済活動の再開をする必要があるってわけですね。

そこで、出てきているのが人々のコロナウイルスへの免疫(抗体)の浸透状況を調べて指標にするという戦略。

このあたりはさすが合理主義の国らしいです。

According to Fauci, the antibody tests will help to show "how much that virus has penetrated the society," as more times goes by and the U.S. gets to the point of "considering opening up the country."

ファウチ(アメリカ国立アレルギー・感染症研究所所長)によると抗体検査は、どれくらいいウイルスがアメリカ社会に浸透したかを見るものであり、時間がたつにつれアメリカが経済活動を再開する指標とするものである。

https://www.newsweek.com/dr-fauci-says-coronavirus-antibody-tests-just-days-away-large-number-will-available-within-1497266

この抗体検査は数週間後には大量に実施できるようになるとのことです。

記事中にも書かれていますが、この抗体検査はあくまで感染をしたのか?を調べるもので、現在感染しているのかを検査する方法(PCR検査)とは異なります。

ですから、PCR検査と並行して、抗体検査もしていくということになります。

ここまで見ていくとアメリカの描く青写真が見えてきました。

・強烈なロックダウンで新規感染者を封じ込める
・免疫の保持状況を抗体検査で把握
・一定の割合(ここは不明です。8割とかかなぁ)で経済活動再開

この経済活動再開も例えば、年齢が若い人とか制限を設けるとか加えてくるんではないかな。

あと、国交の回復もアメリカと同様の政策を取り、リスクが明確に見える国から順次再開となるのではないでしょうか。

このように、キチンと統計を取れば、リスクも見える化します。

その結果をもとに戦略を描けば国民も納得しますし、安心もするでしょう。

さて日本はどうでしょうか?

基本的にはアメリカの戦略を追従するのではないでしょうか。

気になるのは、欧米と比較し対策が遅れ、感染が止まるタイミングも後になることですね。

経済活動再開のタイミングが遅れるほど、不利になるのは明確です。

まずは、キチンとデータを取ることから開始してほしいですね。

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