COVID-19には2つの型がある?北京大学の英文論文から考察

英会話
スポンサーリンク

COVID-19には2つの型がある?本当なのか?海外の報道を調査

日本のヤフーニュースとかのCOVID-19関連の情報ですが、国内の一次情報は日本メディアが拾ってくるのである程度正しいと思われます。

あと海外の報道についてはメディアがただ翻訳して流しているだけです。ソースが何なのかとかは明示しないことが多く若干センセーショナルなタイトルをつけて煽るのが一般的。

そこで今回は英検1級を取得している私が、海外のコロナ関連の英文記事を読んでソースも含めてまとめてみました。

今回はタイトルの通りでコロナウイルスには2つの型があるという報道についてです。

3月5日くらいに欧米の各メディアが報道。それを翻訳引用してYahooニュースに出てきました。

まずはScience Focusから気になるところを訳したいと思います。

The newer and more aggressive L type strain accounted for about 70 per cent of the analysed cases, the researchers said, while the rest were linked to the older S type version.
The L type strain was found to be prevalent in the early stages of the outbreak in Wuhan, the Chinese city where COVID-19 was first detected late last year.
But its frequency decreased from early January, which the researchers attributed to human intervention.
The S type strain, meanwhile, is continuing to infect new patients, which experts believe could be because it is less severe, meaning people carry it for longer before going to the hospital, increasing the risk of it passing it on.
 研究グループにによると、新しくそしてより病状が酷くなりやすいLタイプは調査された患者の70%を占め、残りはSタイプであった 。
 L対タイプは昨年末からコロナウイルスが発生している武漢の初期段階から流行しているのが発見された。しかし1月初旬から感染頻度は減少している。これは人から人への感染がしにくい(患者が症状に気付くので、周りにうつしにくい。)ためと考えられている。
 それに対し、Sタイプは最近の新しい患者に多くみられる。こちらは症状がひどくならないため、病院に行く前に人に感染させるリスクが増えてまうためと考えられる。

https://www.sciencefocus.com/news/coronavirus-aggressive-l-type-strain-affecting-70-per-cent-of-cases/

要するに
・Lタイプ: 新しいタイプでより病状が酷くなりやすい、中国では1月初旬まで流行。症状がひどくなりやすく患者が病院に行くので周りに感染させにくく、感染頻度は減っている。

・Sタイプ: 元々のタイプ。症状はひどくないため、病院に行く前に周りにうつす機会が多くなり患者数が増えている。

ということです。

ちなみにソースは中国の北京大学の論文です。

以下のサイトにアブストラクトと論文PDFがあり読むことが可能です。アブストラクト以外の部分ですが、他のコロナウイルスとのタンパク質構造の違いの比較の詳細結果も載せられています。

北京大学の研究であり、専門家じゃないとアブストラクト以外は正直分からないと思います。
(私もよくわかりません。)

On the origin and continuing evolution of SARS-CoV-2
ABSTRACT. The SARS-CoV-2 epidemic started in late December 2019 in Wuhan, China, and has since impacted a large portion of China and raised major global concer

欧米メディアが引用しているのはアブストラクトの部分です。ここなら多くの英語上級者であれば読めがわかります。

確かにアブストラクトに書かれていることと同じことを欧米メディアは書いています。

もし、ウイルス自体の種の保存と選択(Natural selection)があるのであれば、症状が酷くなりにくいSタイプのほうがウイルスにとってはより生き延びやすいはず※。

なので、だんだん新型肺炎の攻撃性は弱くなるはずと思われます。

※上述のように、より攻撃的なLタイプは患者が症状に気付いて自発的に病院に行く処置を取りやすく他者への感染を阻止しやすい( human intervention )ので、次第に感染が収まりやすい。

メディア報道内容

Coronavirus: aggressive 'L type' strain affecting 70 per cent of cases
Researchers say that the discovery of two SARS-CoV2 strains "strongly support an urgent need for further immediate, comprehensive studies".
Coronavirus has mutated at least once, second strain detected: study
Scientists found that one strain of the virus was more aggressive.
"More aggressive" coronavirus strain has evolved say Chinese scientists, but here's why you shouldn't worry
Scientists studied the viral DNA from 103 people infected with the virus that has killed over 3,000 people worldwide.
タイトルとURLをコピーしました