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2024年共通テストを英検1級が解いての感想「難しい」
2024年の共通テストを解いてみました。
結論: 「文量多くて超忙しくて、そのせいで難しかった。」
もちろん時間内になんとか解けましたし、満点とれました。英検1級所持者の面目を保てました。
でもこれは高校生にとって負担が大きいだろうなと感じました。
まず文量が多いです。そして情報がとっちらかってややこしい英文。TOEICみたいな感じ。
自分はセンター試験の世代。自分の頃からセンター試験の文量は増えてる増えてるって言われていましたけど、そのレベルじゃないです。
当時から、学校の授業ではセンター試験の対策なんか出来ないので、自分でセンター試験の英文を読む訓練をしないといけなかった。
そして現在の共通テストのこの文量。
おそらく、高校で習っている英語の内容って我々の頃とそんな変わってないんじゃないだろうかと思います。
自分の頃は文法を把握した上で、複雑な文法の文章を分解して和訳する訓練がメインでした。
そんなことは基本でそれ以上、我々が学生だったころの更に上の上が求められているのが令和の時代です。
これが今の子達が経験している現状。本当大変だし可哀想。
この「負担」は親の世代40代〜50代も覚えておくべきことです。
英検準1級のほうが楽かも
ある程度のレベルの大学に合格するためには英語の高得点が必要なのは、今も変わらないと思います。
特に理系で国語が絶望的に良くない人は英語で満点近くとって国語と相殺することを狙ってるはず。
自分なんかはセンターの国語が何回やっても100点以下の低空飛行。
英語と数学で200点取るのが必須で大変でした。
正直、現在の共通テストのレベルがここまで高いとなると満点近くとるのは難しい。
15年前のセンターで200点とってた自分でも無理だと思います。
そこで活用してもらいたいのが英検。
英検準1級を合格すると共通テストが満点扱いになる大学がけっこうあります。
人によっては英検準1級を合格したほうが、共通テスト満点より簡単ってこともあるかなと。
特に忙しいタイプの試験が苦手な人は英検準1級がおすすめ。
英検準1級(1級)も実はそんなに忙しい感じの試験ではないんです。
時間のゆとりでいえば、今の共通試験のほうがはるかに大変。
英検ならじっくり楽しみながら回答できます。
あと、英検は年3回やっているから、1発勝負の共通テストよりプレッシャーも少ないです。
ギリギリでも合格すればいいのであればワンチャンあります。そのワンチャンが年3回。
英検準1級の懸念があるとすれば、英単語と英作文。
単語は8000語くらいないと単語問題は安定しないけど、長文で満点とるレベルならもっと少なくていいです。
単語は6−7割の正答率でも長文と英作文で1次試験は突破可能。
英作文はやっかいだけど、テンプレートに書き込むだけの作業だから慣れれば、合格レベルに到達するのに時間はかからないです。
以外に負担が少ないのが英検準1級です。
私の英作文集で対策したら余裕だったってDMが来るぐらいだし。。。
更にいうと大学によっては英検準1級で2次試験の英語テストの免除(満点扱い)もあります。
仮に2次試験の英語を受験しなければならなかったとしても、英検準1級の勉強で身につけた単語力や英作文力は絶対に生きます。
英検準1級に合格するレベルであれば、国公立の2次試験は大丈夫。
ということで高校までに英検準1級を取るのはコスパ・タイパともに優れているんじゃないかと思います。
私が今学生なら学校の英語の勉強はそこまで力を入れずに英検準1級を目指して勉強すると思います。
英検1級はさすがに難しいし過負荷
共通テスト満点と英検1級を比較すれば、これは英検1級のほうが圧倒的に難しいです。
長文で満点を取るレベルの単語量が1万くらい必要で、1万が最低ライン。
これを高校までに身につけるには、中学くらいから高校入試とかそんなの関係なく、先取りしながら計画的に勉強しないといけないです。
1番大事なのは高校生が感じている負担を減らすことなので、英検1級を目指すのは過負荷になるかもしれないので逆効果かもしれません。
まとめ
今回2024年の共通試験の英語を受けて、現在の高校生の負担が半端ないことを実感しました。
高校生は英語だけでなく、他の教科の対策が必要なのでホント辛いと思います。
あんまり文系の子をディスる気はないけど、理系になればさらにその負担は桁違いなはずです。
理科2つと数学Ⅲ・Cの負担は重くのしかかります(二次試験でも必須)。
学業での過負荷がメンタルに与える影響って以外に大きいです。
超天才レベルの一部を除くと多くの子たちは、かなりの時間勉強することになります。
英検準1級を使って1発勝負を避けるのは、そんな心に与える影響を取り除く手段になりうるんじゃないかと思います。
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