英検準1級に単語ターゲット1900は使えない⇒理由を説明

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最近では読者の方が独学で英検1級に合格しております。

今回は受験生がよく使っている旺文社の単語帳ターゲット1900についての記事。

英検準1級にターゲット1900が使えるかです。

結論「使えません」。

なので当サイト推奨の参考書・単語帳(以下)から購入する良いです。

以下には英検準1級では「使えない」理由について解説します。

ターゲット1900が英検準1級に対し使えない理由

理由は調べたら、カバー率がイマイチだったからです。

まずはどうやって調べたか条件について説明します。

英検準1級単語問題の選択肢の英単語がターゲット1900のにあるのか？ある場合はどのパートか調べました。

調査条件が以下

調査対象

• 2022年1回の英単語問題の選択肢の単語
• 2021年3回の英単語問題の選択肢の単語
• 2021年2回の英単語問題の選択肢の単語

調査方法

• 過去問の単語(動詞)は原形に変換
• 過去問の副詞は形容詞に変換
• 上記処置後にターゲット1900の単語と照合

調査結果

実施回	2022年1回	2021年3回	2021年2回	備考
カバー率	29.8%	32.1%	34.5%
Part1カバー率	4.8%	9.5%	8.3%
Part2カバー率	16.7%	14.3%	16.7%
Part3カバー率	8.3%	8.3%	9.5%

調査結果は上の表の通り。

まずカバー率つまり、出現した単語をターゲット1900でどれくらいカバーできているかは29.8～34.5％。

これだけでは何とも言えないです。

もしかしたら、appleみたいに簡単な単語が英検準1級の選択肢に多くてターゲット1900でカバーできていないのかもしれません。

カバーできていなかった単語を2022年1回分だけ列挙します。

accumulation, affiliate, applause, blaze, brutal, chronicled, closure, compression, conclusive, cordial, counter, defiant, delegate, devise, discharge, disgrace, distill, downfall, echo, entangle, enviously, exclaim, expend, feeble, frantic, grotesque, heed, interrogate, molded, obstruct, offensive, palatial, petty, pluck, prank, prestigious, pretext, previously, progression, rampage, ransom, reconstruct relevantly, render, revitalize, seclusion. segment, shrug. slit, sprain. stabilize, substantial, suspicion, temperament, theatrical, trance, vacancy, veneer

これ見れば分かるように簡単な単語が出題されていたからターゲット1900でカバーされていなかったわけではありません。

ターゲット1900に収録されている単語より英検準1級で出題される単語は難しいということです。

30%前後しかカバーできていなければ、4択問題で消去法すら使えません。

以上の調査からターゲット1900は英検準1級には使えないということになります。

まとめ

ターゲット1900は英検準1級では力不足という結果になりました。

それだけ英検準1級は難しい試験だと言えます。

最初の単語問題に対応するには8000語程度は覚えておく必要があります。

＞＞英検準1級 単語数は8000語 語彙問題の対策・単語の覚え方解説

ですので、ターゲット1900しか単語帳が無い場合は新規で単語帳を購入してください。

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