

英検2級のライティングで語数が足りなくて苦戦しています。何か上手い手はありますか
こんなお悩みを解決します。

ページの最後には英検2級の英作文のおすすめ情報を載せましたので、是非最後までご覧ください。
【執筆者紹介】この記事の信頼性

\英検2級ギリギリ合格/
【結論】
まず結論から書いていきます。
- 語数が足りないのは、書き方に問題あり
- 英検2級のライティングの基本
- それでも語数が足りない場合の対策
- 字数稼ぎこれは辞めとけ!
1. 語数が足りないのは、書き方に問題あり
英検2級の英作文の語数のルールは、目安80-100語です。
おそらく過剰に少ない又は多いと減点対象になると思います。
なのでこの語数に合わせた方が良いでしょう。
今回のように語数が足りないという人ですが、単純に書き方に問題があるというのが大多数だと思います。
理由2つの文章ですから、今回紹介する基本の通りに書けば80語以上になると思います。
(むしろ80語以下にするのが難しい。)
まずは基本の形と書き方を理解してもらう。
それでもだめで、どうしようもない方向けの対策を紹介します。
2. 英検2級のライティングの基本
英検2級のライティングの基本ですが、固定のテンプレートを使用することです。
テンプレートとは英作文のひな型のこと。
イメージがわかないと思うので、当サイトが推奨する2級用テンプレートを紹介すると以下。
Introduction | I think that 自分の意見 for the following two reasons. |
Main Body1 | First, 〜. |
Main Body2 | Second, 〜. |
Conclusion | For the two reasons mentioned above, I believe that 自分の意見(結論). |
この形に書き込むだけです。詳しい解説は以下。
例題を使うと、
TOPIC
Today in Japan, many buildings and public areas have a lot of lights for decoration, such as the lights used during Christmas. Do you think this is a good idea?
POINTS
●Safety
●The environment
●Tourism
この課題に対してテンプレートを使用すると以下になります。
赤字がテンプレートの部分になります。
I think that a lot of decoration in buildings and public areas is a quite good idea for the following two reasons.
First, that is good for safety. Some studies suggested that a lot of lights can prevent crime at night. Therefore, this will lead to a safe society.
Second, light decorations are good for local tourism. Illumination can attract a lot of tourists. As a result, it will stimulate the local economy.
For the two reasons mentioned above, I believe having lights for decoration is beneficial for our society and quite a good idea.
これで95語です。
80語は余裕で超えてしまいますね。
語数が足りない人の場合、理由(First~, Second~, )部分の書き方に問題がある場合がほとんどです。
私が推奨する理由の書き方を解説します。
理由は以下のステップで書きます。
- 理由の説明(短く端的に記述)
- 具体例
①理由の説明(短く端的に記述)
理由を説明しましょう。
コツはなるべく短く書くことです。
今回ですが、公共施設のデコレーションはいいか?という課題に対し肯定の立場で記事を書いています。
1つ目の理由はデコレーションが安全に寄与するからです。
・デコレーション⇒明るくなるから犯罪が減る
このロジックを説明するときは、まず最初の文章は短く端的にデコレーションで安全になるからと書きましょう。
that is good for safety.
これで十分です。
語数少ないってなるかもしれませんが、理由の第一文で詳しく書きすぎると第二文目以降書くことが無くなります。
②具体例
次の文章からは具体例を書きましょう。
なぜデコレーションが安全に寄与するのかの理由を具体的に書いていきます。
この具体例は2-3文で良いです。
今回の場合は「デコレーションによって周囲が明るくなり犯罪が減ると報告されている」⇒「安全な社会につながる」と書いています。
Some studies suggested that a lot of lights can prevent crime at night. Therefore, this will lead to a safe society.
このようにして書くと、理由部分だけで大体30語前後の文章を書くことになるので、トータルで80語を超すことになります。
この考え方の基本を押さえて書くようにしてみましょう。
3. それでも語数が足りない場合の対策
今回紹介した基本のテンプレートと考え方で、多くの人が80語以上で書けるようになると思います。
正直、この書き方で80語に到達しない場合は、理由の部分が薄いと思います。
なので、自分が書いている理由のロジックをもう少し日本語で深堀りしてみましょう。
英作文を書くのが大変な人は、ロジックだしを日本語で繰り返し練習するのだけやるのが効果的です。
なんども繰り返していけば、大体のパターンが見えてきます。
どんな課題でも日本語で理由だしができるようになったら、英作文にする練習に移行すると良いでしょう。
上記の練習をして、理由を日本語でさっと書けるようになったが英語にするとどうしても語数が少ない。
本番までに何とか手っ取り早い方法が知りたい。
という方には以下のテンプレートを使ってみることを推奨します。
(このテンプレートは私が英検1級に合格した時に使用したものです。他の方にも英検1級で使用いただいています。)

ただし、このテンプレートは最終手段です。
語数は大幅に増やせますが、このテンプレートを使ってギリギリ80語で英作文を書くのは危険。
理由が薄くて減点される可能性が高いと考えてください。
Introduction | Some people say that 自分の意見の反対. However I think that 自分の意見 for the following three reasons. |
Main Body1 | The first reason is that 〜. |
Main Body2 | The second reason is that 〜. |
Conclusion | For the two reasons mentioned above, I think we can say with confidence that 自分の意見(結論). |
このテンプレートのポイントは3つ
- 冒頭で自分の反対意見を書く
- The first reason is that S Vを使う
- 結論でI think we can say with confidence that~と書く
1. 冒頭で自分の反対意見を書く
インストラクションで、Some people say that 自分の意見の反対. However I think that 自分の意見 for the following three reasons.から始めます。
〇〇と言う人はいるが、私は□□です。という書き出し。
これは自然な英語です。
これを使うだけで確実に+10語くらいになります。
反対意見が冒頭に加わるので語数が増えるのは当たりまえですね。
2. The first reason is that S Vを使う
Main bodyでThe first reason is that S Vを使うと、それだけで少なくとも4語追加されます。
The second reason is that S Vも加わるのでトータルで少なくとも8語増えます。
この表現も自然な英語なので違和感はありません。
3. 結論でI think we can say with confidence that~と書く
Conclusionの部分のI think we can say with confidence that~の部分ですが、confidenceは自信という意味。
つまり「~であると私たちは自信を持って言えると思います。」という意味の文章です。
まどろっこしく見えますが、非常に自然な英文です。
このテンプレートを使えば、語数は大幅に増えます。
私はこのテンプレートで英検1級に合格しています。
最初に書いた英作文を書き替えると以下のようになります。
Some people say that decoration in building is harmful to our society. However, I think that a lot of decoration in buildings and public areas is a quite good idea for the following two reasons.
The first reason is that decoration is good for safety. Some studies suggested that a lot of lights can prevent crime at night. Thus, this will lead to a safe society.
The Second reasons is that light decorations are good for local tourism. Illumination can attract a lot of tourists. As a result, it will stimulate the local economy.
For the two reasons mentioned above, I think we can say with confidence that having lights for decoration is beneficial for our society and quite a good idea.
これで122語になりました。
95語から27語も増やせました。
再度、いいいますが、このテンプレートは最終手段です。
試験本番でもうどうしようもない場合の奥の手、最後の秘技として使ってください。
ここまで語数の多いテンプレートでギリギリ80語とかになる場合は、英作文自体に問題があると思ってください。
4. 字数稼ぎこれは辞めとけ!
よくある字数稼ぎテクで、辞めとけっていうのを紹介します。
- 名詞の前にa lot of を頻繁に使用する
- 無駄に関係代名詞whichを使用
1. 名詞の前にa lot of を頻繁に使用する
これは結構大学入試なんかの自由英作文でお世話になる手法。
私もお世話になりました。
a lot of は可算名詞、非可算名詞に使える万能性があり、且つ使うと3語加わるので語数稼ぎに使ってしまいがち。
これ何度も何度も繰り返す、というか全ての名詞の前に取りあえずおいてみるみたいなのは辞めましょう。
狙ってやってることが一目瞭然。採点者は心の中で「うぜーっ」て思います。
英語は同じような表現を嫌います。
使っても英作文中で1回にしましょう。
2. 無駄に関係代名詞whichを使用
関係代名詞って便利です。
習うと使いたくなるのは分かります。ですが、全ての名詞の後にwhich入れて稼ぐのも辞めときましょう。
英検2級の語数は100語まで。
初めての受験生にとっては100語は多いですが、実はそんなでもありません。
100語の文章の名詞の後ろにwhichが何度も出てくると、うざいです。
くどい文章は採点官の心象を悪くするかもしれません。
名詞の後ろのwhichも1~2回くらいに抑えましょう。
まとめ+英検2級ライティングおすすめ情報
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した考え方の部分を重視して英作文を書くように心がけてください。
どうしても語数が足りないというのであれば、最終手段として最後に紹介したテンプレートを使用してみると良いです。
また、折角書いた英作文をそのままにすると勿体ないです。
オンラインの添削サービスの無料体験を使うのがおすすめ。
サービス名 | ベストティーチャー
![]() | mytutor
![]() | 英語添削アイディー
![]() | フルーツフルイングリッシュ | 英語便 | Mr. ライティング | Poligo |
コース名 | 英検®対策コース | 添削くん | 持ち込み英文添削 (学べる添削) | 英作文チケット | 自由英文添削 | 英検1級, 準1級コース | プロ |
料金 | 16500円/月 | 800円/英作文 | 3500円/英作文 | 約3000円/英作文 | ホームページ参照 | 1320円/英作文 | 1340円/英作文 |
無料体験 | 有り(課題指定, 250語まで) 体験記 | 有り(課題指定, 240語まで対応) 体験記 | 有り(自由英作, 80語まで) 体験記 | 有り(自由英作, 130語まで) 体験記 | 有り(自由英作, 約100語まで) 体験記 | 有り(自由英作, 250語まで) 体験記 | 有り(自由英作, 約80語まで) 体験記 |
上の表のように色々なオンラインの添削サービスがありますが、特におススメしているのがmytutor です。
mytutor の特徴は以下の4つ。
- 提出後48時間以内に添削
- 無料体験で英検2級の英作文を2個添削可能
- 添削+CSEスコア判定実施
- スマホでも提出可(PC・タブレットはもちろん可)
1. 提出後48時間以内に添削
英作文提出後48時間以内に添削してくれます。
添削結果は登録したメールアドレスにファイルで送付してくれます。
あまり添削に時間がかかると、英作文を書いて添削に出したことを忘れてしまいますが、48時間であれば心配ありませんね。
ちなみに私が提出した時は一晩で添削結果が返ってきました。
素晴らしいですね!。
2. 無料体験で英検2級の英作文を2個添削可能
この無料体験、英検2級の場合は指定の課題から2つ添削してもらえます。
課題は以下のような良質なものが20個くらいあります。
【mutyutor課題1】
mytutor
Some people say that Japanese high schools should take their students on trips abroad. What do you think about that?
・Necessary
・Experience
・Emergency
mytutorの登録は簡単で、クレジットカードなどの支払い情報は不要です。
ですから、無料体験から自動に切り替わる心配はありません。
学生さんでも安心して無料体験ができます。
3. 添削+CSEスコア判定実施
添削してくれるだけでなく、CSEスコアを出してくれます。
CSEスコアとは英検2級の合否判定に使うスコアのこと。
英検2級の1次試験は英作文がカギです。
ハッキリ言って、「英作文ゲー」です。
英作文は高得点が取りやすいです。
取れた場合は、他の点数が微妙でも余裕で合格できます。
ですから、自分の英作文がどのくらいの評価をされるのか理解しておいた方がいいです。
mytutorの無料体験を使えば、このくらいの出来で、この点数という感覚をつかめます。
この感覚が分かれば、普段の英作文の練習から、意識して色んな言い回しや単語を使って勉強できるようになります。
短時間に効率よく英作文の勉強が出来るようになります。
このCSEの採点をmytutorは無料で2回やってくれます。
まず、いきなり英検2級の英作文の添削をしてしまいましょう。
早めに添削を受けて、添削内容も見て改善ポイントを理解してください。
その後は問題集などで英作文の練習を重ね、本番前に別の課題で最後の1回の無料体験を受けてみましょう。
4. スマホでも提出可(PC・タブレットはもちろん可)
mytutor
はスマホで提出も可能です。
もちろんPC、タブレットからも提出可能です。
実はスマホのほうが簡単なんです。
スマホで提出する場合は英語の入力が大変ですよね。
ここでGoogleレンズの登場です。
以下のような手書きの英作文をスマホで文字起こしできます。
スマホで英作文の写真を撮って1-2分の作業をするだけ(慣れれば30秒くらい)。

タイピングは不要です。
Googleレンズを使えば英作文を書く作業含めて30分で添削可能なんです。

ここまでmytutor の良さを語ってきましたが、最後に実際に私が無料体験を受けたときの結果を載せておきます。
【mutyutor課題3】
mytutor
Some people say that joining a group tour is more enjoyable than traveling by themselves. What do you think about that?
・Travel
・Adventure
・Tour guide
【提出した英作文】
I think that joining a group tour is more enjoyable than traveling by themselves for the following two reasons.
First, there are no concerns. Group tour is guided by a tour guide, and you don’t need to prepare anything, especially checking where the safe place is.
Second, group travel can create chances to meet with a lot of travelers. During the group tour you will talk with travelers in the same tour group and share information about the country you visit.
For these two reasons, I believe that group travel is better than traveling by themselves.
【添削結果】


このように添削に加えて、CSEスコアを算出してくれます。
先ほども述べましたが、添削を受けると以下が分かります。
- 自分の英作文が具体的にどのように評価されるのか分かる
- 間違っている部分・改善点についてフィードバックをもらえる
自分の英作文の実力が分からないまま勉強しても、効果的な対策は出来ません。
なるべく早くmytutor
で英作文の添削と実力把握を済ませましょう。
添削してもらった内容をしっかり復習して、その他の英作文の課題も練習してみましょう。
mytutor
の詳しい無料体験の使い方については以下にまとめました。
英検2級も全く同じやり方で無料体験できます。
20問くらい課題があるので、書けそうだなと思える課題が必ずあります。
まずはそこからやってみましょう。
スマホで作業したほうがGoogleレンズが使えるので圧倒的に早いです。
Googleレンズの使い方も解説しています。
\mytutorの詳しい使い方はこちら/
\無料体験はこちら/
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