QUESTION Do you like going to festivals in summer?
英検3級過去問より
気を付けてほしいのが、解答欄に書かないといけないことと、質問に対ししっかり解答することです。
とくに後者は0点になる可能性があります。
英検3級の採点基準
英検3級の採点基準は以下です。
内容 課題で求められている内容(自分の考えとそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
構成 英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
語彙 課題に相応しい語彙を正しく使えているか
文法 文法的に正しい英文が書けているかどうか
内容
課題で求められている内容(自分の考えとそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
まず大事なことは課題にこたえることです。
自分の立場を明確にしましょう。
あとは自分の意見に矛盾しない理由を2つあげましょう。
コツですが、実際に英語で書きだす前に日本語で短く理由を書くことです。
構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
構成に関しては、テンプレートを使えば、論理的になります。
同じテンプレートを使い、英検3級の英作文の書き方に慣れましょう。
語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか
語彙は学校で習った基本的な語彙を使えば問題ありません。
そこまで難しい単語を使わなくても大丈夫です。
文法
文法的に正しい英文が書けているかどうか
一番間違えが無い英作文の書き方は教科書や参考書の文章(文型)を使うことです。
あとは単語を入れ替えるだけで文法的にミスのない文章を作ることが可能です。
英検3級の書き方
それでは以下の英検3級の問題について実際に考え方を示しながら英作文を書いていきます。
Do you like going to festivals in summer?
ステップで書いていきます。
自分の立場を決める
理由を2つ日本語で書く
英作文を書いていく
1. 自分の立場を決める
質問に対して自分の立場を決めて下さい。
英検3級の場合は以下2つの書き方があります。
Do you~?の質問の場合
What do you~?の質問の場合
Do you~?の質問の場合
Yes, I do.
No, I don’t.
今回の質問の形はこれですね。
No, I don’t. にします。
What do you~?の質問の場合
What do you~?の質問の場合は、
I 動詞~の形で進めます。
2. 理由を2つ日本語で書く
自分の立場を確認した上で、理由を2つ日本語で書きましょう。
今回はDo you like going to festivals in summer? 夏祭りが好きですか?に対しNo. の立場です。
理由は以下としました。
意見: 夏祭りに行くのは好きではない
夏祭りは人が多く、うるさい
夏暑いので外に行きなくない
日本語で書いてから、意見と理由に矛盾が無いか確認してください。
問題なければ、次のステップに進みましょう。
3. 英作文を書いていく
日本語で書いた理由を使って英作文を書きましょう。
以下のテンプレートを使いましょう。
Do you~?の質問の場合
Yes, I do. / No, I don’t. I have two reasons. First, Second,
What do you?の質問の場合
I 動詞~ I have two reasons. First, Second,
違いは最初の文章だけです。
Do you?の質問の場合はYesかNoで答える。
What do you?の質問の場合はI(私)から始めるように気を付けましょう。
それでは英作文を書いていきます。
No, I don’t. I have two reasons. First, there are many people in festivals, and they are noisy. Second, it is hot in summer therefore I like to stay in my room.
これで32語です。
語数の指定が25語~35語なので30語くらいを目標に書きましょう。
英検3級ライティングおすすめの参考書
リンク
英検3級ライティングおすすめの参考書ですが、最短合格! 英検3級ライティング完全制覇で十分です。
この本は文章が簡単で中学生の方でも直ぐに使えるようになります。
これ以外には旺文社の本もありますが、難しいです。
最短合格!英検3級ライティング完全制覇で十分高得点が取れるのでこの1冊を集中して頑張りましょう。
英検3級文字数が足りないときの対処法
英検3級の語数は25~35語です。
今回紹介したテンプレートで書けば語数が25語以下になるということは、あんまり無いと思います。
がどうしても語数が足りない人向けに語数を増やす方法を紹介します。
以下の手法を複数使って語数を少しずつ増やして調整してみて下さい。
a lot of を使う
really を使う
接続詞 because, when, whileなどを使う
a lot ofを使う
manyに対して同じ意味の a lot of を使いましょう。
これで2語増えます。
First, there are many people in festivals, and they are noisy. ⇒First, there are a lot of people in festivals, and they are noisy.
reallyを使う
形容詞の前にreallyを入れるだけです。
これで1語増えます。
First, there are many people in festivals, and they are noisy. ⇒First, there are really many people in festivals, and they are really noisy.
この文章の場合reallyは2か所に入れることが出来ます。
ちょっとくどいので本番ではどちらか1語がいいです。
接続詞 because, when, while, thereforeなどを使う
理由の中の文章に接続詞を使ってみましょう。
今回の場合はすでに2つ目の文章でthereforeを使っています。
Second, it is hot in summer therefore I like to stay in my room.