【レビュー・使い方】英検1級 面接大特訓は二次試験対策におすすめ
英検1級のスピーチ対策は自分が書いた1級や準1級の過去問エッセイを使うのが鉄板です。
自分で書いたエッセイだと頭が整理されているので、話しやすくスピーチのテクニックが効率よく習得できるからです。
私も以下のように過去問のエッセイ集を使って勉強してました。
>>英検1級二次試験 面接スピーキングのコツ・練習法・対策まとめ
>>英検1級 英作文(スピーチ)サンプル集
>>英検準1級 英作文 例文集まとめ
ですが、自分が書いたエッセイではなく書籍を使って勉強したい!
という方にお勧めなのが以下の二冊。
- 英検1級面接大特訓
- 最短合格! 英検1級英作文問題完全制覇
今回はこのイッチー本「英検1級大特訓」の詳細の紹介と、勉強方法について説明します。
執筆者について(本記事の信頼性)
- 30代元ブラック企業 理系技術者
- TOEIC950, 英検1級所持
- 旧帝工学部(学部・修士)
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【概要】英検1級 面接大特訓
- 【出版社】Jリサーチ出版
- 【著者】植田 一三 他
- 【ページ】321
- 【音声】CD1枚付き
- 【価格】本体2000円+税
本書はイッチーこと植田 一三氏の著書ではトップクラスの良書です。
イッチーは賛否両論ある英検関連書籍を多く世に送り出しています。
「否」についてよく言われているのが、
- 無駄でやたらと冗長な前置きの説明がある
- 英検1級合格者の例でとんでもないレベルの輩がいる(そんなすごくなくても受かります)
- 英検1級がやたらと難しいと誇張しすぎる
2と3については、英検1級はチョー難しいと宣伝して、イッチーの語学学校に入学させるためかもしれません。
と色々書きましたが、今回の「大特訓」は1章部分32ページのみに無駄で且つ冗長な解説が納められております。
それ以降の2-3章については、イッチー色は比較的おさえられています。
英検1級の面接とエッセイに特化された内容です。
2章は面接(スピーチに)使われることが多いような短文を取り上げています。
3章からが本番で、面接で多く扱われる課題とその例文(原稿)の紹介。
原稿は非常に高度な単語が使われており、これくらい喋れば恐らく満点になると思います。
私はいまだにこのレベルは無理です。
また、各課題にQ&Aコーナーが設けられています。
想定質問とその回答になります。
質問は各課題の核心をついていますし、非常に返答が難しい内容もあります。
回答はかなり洗練された内容です。
ただし質問に対する回答なのにかかわらず、100語以上の長い内容もあります。
このレベルの洗練された長い解答が本番の短いQ&Aの中で実施できるのか疑問はあります。
私の場合は30-40語くらいの文章で回答していました。
なので、これくらい話せないと合格できない。。。と焦るのではなく自分の英語に落とし込めるものを取捨選択してモノにしていくのがいいです。
勉強法【暗記しない人向け】
1-2章は軽く眺めるだけでいいです。
イッチーワールドを体感できます。著書によっては全てこの調子だったりします。
本番は3章です。本書の2000円の価値は3章です。
まず各課題について自分でスピーチできるかやってみて下さい。
これが一番大事です。
1分間の考慮時間を作り理由を2つ考えて、自分の力で無理やりスピーチする。
ここで頭を使って頑張ることが知識の定着に寄与します。
考えずに模範解答を眺めるだけだと知識の定着は劣ります。
その後は、本書の模範解答を読みましょう。
難しい単語もあるので意味はスマホで調べてください。
そして全体の音読を何回か繰り返してください。
自分の使えそうなロジック(理由)があったら、それを覚えましょう。
英文を暗記するのではなく、理由を覚える感じです。
私は面接スピーチの原稿暗記は推奨していません。
>>英検1級 2次試験 面接 スピーチ(英作文)の暗記は必要か?
Q&Aも課題文だけ読んで自分なりの回答を自分で答えてみて下さい。
英検1級のQ&Aの解答の仕方ですが、直接相手の質問に回答して、その後理由や例を説明するになります。
そこまで長い回答をしなくてもいいですが、上記を意識しましょう。
その後、模範解答を見て単語を調べましょう。
模範解答がかなり高度で自分でものにするのに時間がかかりそうな場合はそこまでこだわらなくていいです。
ロジックだけ理解して、自分の英語の言葉に変えられるようにしましょう。
こうやって少しずつ、自分の話せる分野を広げていくと、本番で未経験の課題が来ても対処できるようになります。
勉強法【暗記が得意な人向け】
私のように暗記が苦手な人は、完璧を目指さずロジックを覚えてその場で英語にするスタイルでいいと思います。
暗記が得意な人はガッツリ、原稿を暗記してもいいでしょう。
何度も音読してリスニングして覚えられるって人もいますからね。
そのような人は「英検1級勉強会」に参加してみるのもアリです。
以下のページに紹介していますが、本書を使った暗記発表会を行ったりしています。
このような勉強会に参加して半ば強制的に記憶させるっていうのも、勉強の仕方としてはアリです。
(私は記憶力が無いので、出来ません。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本書は英検1級面接本としては、最も優れた本です。
2000円の価値は十分にあります。
基本は、自分の書いたエッセイを自分の言葉で話す訓練でいいと思います。
さらに高得点を狙っているような人にはおススメです。
本書と自分が書いた英作文をベースに勉強すれば、スピーチは大丈夫です。
あとは英会話に慣れることを進めましょう。
そこでおススメなのが、オンライン英会話です。
最近では英検1級の面接に対応しているオンライン英会話もあります。
特におすすめがイングリッシュベル。
イングリッシュベルも英検1級に対応しているオンライン英会話。
2回無料体験が可能で、1回目は実力テスト。
2回目の無料体験で自由にコースを選択可能なので、ここで英検1級面接対策を選択します。
実力テストは簡単な英会話の質問に答えていきます。
楽しく英会話しながらできるので、そこまで緊張しなくても大丈夫。
以下のように結果が来ます。
2回目で英検1級の面接対策を選びます。
先生のプロフィール見れば、対応できる授業が分かるので簡単。
イングリッシュベルのサイトには英検1級のトピックカードが15枚もあります。
これを使って模擬面接をします。
ナレーションをして、質疑応答をして、最後にフィードバックをもらえます。
先生の質問のレベルが高くて、非常に良かったです。
本番までに模擬面接を受けたい方に超オススメです。
\無料体験はこちらから/
外国人講師と英検1級面接模擬試験
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当サイトでは英検1級、準1級などの英語試験の勉強法をシェアさせていただいております。
ライティングには特に力を入れており、私が英検1級合格の時に使用した専用テンプレートについて細かく解説。
以下のように非常に評価いただいています。
さらに私が実際に練習で書いたエッセイを全て公開しています。
皆様の英語学習の参考になりましたら、幸いです。
英検ライティング添削Navi
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