対象: 英検1級1次試験を合格した人
英検1級2次試験の流れ
英検メンバー: 面接官2人、補佐官1人
私の時は面接官の1人がネイティブの男性(英国)、もう一人の面接官は日本人女性(アメリカなまり)。補佐官は日本人女性でした。
試験の流れ: 自由英会話 ⇒ スピーチ ⇒ スピーチについて質疑応答
自由英会話(自己紹介)
簡単な自己紹介とかを1-2分話します。冒頭で向こうから、あなたについて話してくださいと言われます。
ここはあまり評価にならないとは言われます。後述しますが、合格のコツは焦らずゆっくり話すことだと思います。この会話もゆっくり話すことを意識しましょう。
スピーチ
ここからが本番のスピーチ
スピーチのテーマが書かれた5枚のカードが渡されます。そして1分間でどのテーマを選ぶかと2分間スピーチを準備します。
2分間でスピーチをした後に質疑応答になります。
スピーチ対策
私が考えるスピーチ対策ですが、以下3つ。
- 大きな声でゆっくり話す(100語/分)
- 理由は2つ(で十分)
- 1次試験のエッセイの練習で自分が書いた文を利用する
1.あまり早く話そうとすると次の言葉が出なくなる可能性があります。試験本番は緊張することも考えゆっくり話すことをお勧めします。ゆっくり話せば、話しながら次の内容を考えることもできるはずです。
2.スピーチは2分ギリギリだと危ないので、1分40秒くらいをイメージすればいいと思います。上記のスピードで話せば160語ー170語くらいでしょうか。これくらいの語量だと理由2つで何とかなります。
理由2つを推奨する理由ですが、たくさん話せば話す内容を忘れるとかによるミスが起こる可能性があることと、後半の質問の難易度が上がる可能性があることです。
理由の論理の矛盾を突いてくることもあり、理由の数が多いほどその確率が高くなります。日本語だったら何とかなっても英語でしかも本番の試験中には対処が難しいと思われます。理由を少なくすることで複雑で難易度の高い質問を避けることができます。
3. エッセイの練習で書いた原稿を使うのが簡単で効率のいい練習方法です。自分ひとりの場合はエッセイの文章から理由2つを使って説明する練習をすればいいです。
この時ですが、文章を丸暗記する練習はやめましょう。以下のような感じでイメージしてもらえるといいと思います。
例えば、銃規制に賛成・反対というテーマで賛成側の立場で話す場合
結論 銃規制賛成
理由1 アメリカでは銃による殺人が多い ⇒ ショッピングセンターや大学などで無差別殺人があり無実の人(犯人とは全く関係ない人)がなくなっている。
理由2 銃を持つことで銃犯罪は抑止できない ⇒ 自分の身を守るためには、相手が銃を持っていて危険と思ったら銃を使う必要がある。しかし見た目だけで危険かを判断することはできない。正当防衛のつもりも殺人になってしまう可能性がある。
結論 2つの理由から、銃規制賛成
とスピーチの「骨子」を思い描いて、自分の口で話すようにし、それがエッセイで練習した原稿と大体一致しているかを確認をすればいいです。
丸暗記は、試験本番にうっかり忘れた場合に、完全に話せなくなってしまうという悲惨なことになるので、絶対やめましょう。。
練習方法
英検1級の2次試験はスピーチの重みが大きく、かつスピーチは上述した1人の練習で何とかなります。ただ、普段英語を全く使わない人であれば、実際に相手がいる中で英語を使う練習をしたほうがいいです。
2次試験が不合格になった場合、再度2次試験から受験しなおすことができます。ただ受験料はとられてしまうので、なるべく一発で合格したいところ。
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