英検1級リスニング対策

英検1級リスニング対策

英検1級リスニング対策

今回は英検1級のリスニングの問題の特徴とその対策について、シェアさせて頂きたいと思います。

英検1級リスニング問題の構成

大問番号・出題形式問題数満点
Part1
会話の内容一致問題
1010
Part2
文の内容一致選択
1010
Part3
Real-Life形式の内容一致選択
55
Part4
インタビューの内容一致選択
22

英検1級のリスニングは上記の表のようにPart1〜Part4で構成されております。

試験時間は約30分程度です。

英検1級!!!!って聞くとビビるかもしれませんがリスニングに関してはそんなに難しくありません。

TOEICでしっかり基礎を身に着けた人なら、単語力を少し加えるだけで合格点が取れます。

目安ですがTOEICのリスニングで450/495を超えたら、英検1級のリスニング問題に挑戦してもいいかと思います。

私もそれくらいの実力で英検1級のリスニング問題の練習を開始し、大体3ケ月くらいで合格レベルに到達しました。

次に英検1級リスニングの現実的な目標設定について説明します。

英検1級リスニングの目標

英検1級のリスニングの目標点数は約7割後半。得点で言うと21点を目標にしてもらいたいです。

私は各設問ごとに以下の目標を立てていました。Part3は苦手としていたので2問間違っても仕方ないというスタンスでした。

Part18/10
Part28/10
Part33/5
Part42/2

実際の試験結果が以下。

  • Part1 9/10 9割
  • Part2 7/10 7割
  • Part3 4/5 8割
  • Part4 2/2 10割
  • 合計22/27 約8割

このように目標点数を超えることができました。

それでは各Partの問題の傾向と対策について説明させていただきたいと思います。

英検1級リスニング Part1

Part1は英会話問題です。

10問あります。

英会話を聞いた後で、その英会話に関する質問が英語で放送されます。

試験問題に書かれている4つの英語の選択肢から1つを選んで回答します。

問題文は紙に書かれていません。

英会話は30秒から2分くらいの長いものがあります。

TOEICとは違いビジネスに限定されていないです。

あとやたらと前向きな人が多いTOEICと違い、ネガティブな人も現れます。

自損事故を起こした娘と父の電話とか、同窓会を面倒がる暗くて出不精な夫と嫁の会話とかあります。

人間臭くて面白いです。

英検1級リスニング Part1対策

これは全Part共通ですが、先に問題の選択肢に目を通しておくことが必須です。

どんな問題が放送されるか予測しながら聞かないと、安定して正解を選ぶのは難しいです。

これだけで、正答率がちがってきます。

Part1の目標は8問以上を目指しましょう。

比較的TOEICに近いテスト形式です。

TOEICのリスニングが得意な人は苦労しないと思います。

練習の仕方ですが、英検1級のwebページの過去問と、旺文社の過去問題集を勉強するのが一番です。

英検では過去問と全く同じ問題を繰り返し使うこと(所謂リサイクル問題)が結構あります。

毎回スニング問題全体の中で2-3問は過去の問題を繰り返し使っています。

過去の問題を知っていれば、聞かなくても答えがわかってしまいます。

本当に有利です。

1回だけ問題を解いておしまいではなく、何度も聞いて中身を暗記できるまでやっておくことをお勧めします。

以下に過去問のリンクを貼っておきます。

 

■英検1級過去問(webページ)

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/solutions.html

■過去問題集

■英検1級リスニング問題150(こちらはCDも付属してます)

このリスニング問題集は2000年~2010年くらいの実際の英検1級で使われた問題が多く使われています。

全体を見ると若干英検1級より簡単なような気もします。

ただし、多くは過去問ですので、リサイクル問題として採用されることがあります。

(リサイクル問題があれば、そこは一息付けます。)

2016年の2回のPart3の問題は多分ここから「そのまま」出たと思います。

過去問は入手出来る限り、全部やるスタンスでいた方が圧倒的に有利になれます。

英検1級リスニング Part2

Part2は英検らしくアカデミックな内容です。

5つの英文記事があり、それぞれに設問が2つ。合計10問です。

科学や歴史についての英文記事と設問を聞き、英語で書かれた4つ選択肢から回答を選びます。

英文記事と設問は1回だけの放送。

設問は問題用紙に記載無しという条件はPart1と変わりません。

このPart2はTOEICのリスニングでは出ない内容ですね。

今まで英検を受験したことが無い人にとっては、面食らう内容。

かなり練習が必要になると思います。

特に単語が難しいことが多いです。

TOEIC900点取れたとしても、単語が全然わからずPart2は全く理解できないという人が多いです。

またかなり長い文章を聞くことになります。

このあたりも、キチンと問題の傾向を把握し対策をしっかりして勉強していれば8割くらいは取れます。

それでは対策を説明していきます。

英検1級リスニング Par2対策

英検1級リスニングPar2はアカデミックな長文を聞きます。

内容の細かいところ全ての記憶するのは、難しいと思います。

多くの質問は、細かい内容ではなく放送された内容の概要を聞いてきます。

(ちょっと細かいことを聞く設問が少し混じるときがあります。)

ですから、慣れていないうちは、放送が何のことを解説しているのか?

話されている「概要」を理解するスタンスで聞くことが大事です。

学術的な内容ですから、非常に理論だっています。

最初に結論、その後その理由についての説明。

最後にもう一度締めくくる結論のパターンが多いです。

この学術記事の流れをつかんで聞いていれば、設問で聞かれていることを覚えていないということが減ってきます。

まずは森を見る、そのうちに木も見れるようになります。

そんなスタンスで向き合いましょう。

次に、おススメの参考書を紹介します。

まず単語ですが、究極の英単語LV3の語彙力が無いと太刀打ちできないです。

Part2が英検1級のリスニングの中で、唯一TOEIC以上の単語力が必要になります。

繰り返しになりますが、LV3はPart2クリアに絶対必要です。

別売りのCDも合わせて購入して、例文を何度も何度も聞いて音で単語を覚えましょう。

リスニングはやはり過去問です。

Part1で紹介した参考書を使って繰り返し聞きましょう。

こちらも過去問がそのまま出題されることがあります。

覚えるくらい練習するのがいいです。

基本はこの過去問を中心とした学習で十分です。

次にお勧めしたいのが文単(英検1級 文で覚える単熟語)です。

文単は英検1級の単語問題と長文問題対策に使えますが、実はリスニングのPart2対策にも使える優れものです。

>>英検1級単語問題対策

>>英検1級長文問題対策

文単は英検1級の2000年~2010年前後の長文問題の過去問が使われています。

長文問題なので、語彙レベルは英検1級のリスニングPart2を凌駕しています。

ですが、内容はPart2と同じでアカデミックな事象の解説記事。

なのでこのレベルを聞くトレーニングをすることでPart2の高地トレーニングとして使えるわけです。

繰り返しになりますが、文単は英検1級の単語、長文、リスニングPart2対策で使える超良書。

私は英検1級合格後もたまに読んで、読解スピードと単語力の確認に使っているくらいです。

まだ購入していない方には是非お勧めです。

英検1級リスニング Part3

Part3はReal Life、日常の生活での英語に焦点をあてた問題です。

空港とか駅とかのアナウンス、展示会の説明とかそんなのを聞いて回答するってヤツです。

日本の地下鉄とかの駅の英語放送なんて簡単な場合が多いですから楽勝!

って思う方が多いかと思います。

ところがどっこい

このPart3は非常に厄介です。

出てくる情報をあえて複雑にすることで難易度を上げています。

この問題の傾向(自然な英語から離れて、あえて分かりにくい内容にする)は残念ながら最新のTOEICに近いです。

矢継ぎ早に繰り出される細かい情報を処理できず理解しきれないことが結構あります。

この内容が日本語で放送されたら、我々日本人でも結構危ういかもしれません。

英検1級に向けて私も何度も練習しましたが、正直あまり自信がありませんでした。

正直言うと、最近のTOEICや英検1級のPart3の問題は英語力以外のものが試されています。

所謂、頭の回転の速さ(情報処理力)です。

私は、そこまで頭の回転が速い方とは言えず、だからあまり英検1級Part3は得意では無かったと思います。

私と同じような読者の方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方はPart3は何とか3つは正解するくらいでいいと思います。

その分、Part1, Part2, Part4を頑張りましょう。

英検1級リスニング Part3対策

まずは、過去問です。

これに尽きます。

うまくリサイクル問題に当たれば1問確保できます(笑)。

実際に私の時(2016年2回)はPart3でリサイクル問題が1問出ました。

リサイクル問題だと思ったら、聞く必要は無いです。

心配なら最後まで聞いてください。

覚えている回答を即選んで、次の設問のことでも考えておきましょう。

あとPart3回答のコツですが、メモです。

TOEICと違い、問題用紙にメモ書きができます。

ただし、基本的には英検1級のリスニングはメモ無しでいけます。

唯一の例外が、Part3です。

ココだけはメモすべきです。

Part3の目標ですが、 先ほども説明したようにまずは3/5としてもらっていいと思います。

上述のように私は、Part3が非常に苦手でした。

Part3で満点を目指すのでは無く、

訓練すれば、再現性高く正解を選ぶことができるPart1,Part2,Part4をまずは取りこぼさないようにしましょう。

英検1級リスニング Part4

最後がインタビューです。

1回だけインタビューが放送されます。

その後の質問は2つ読み上げられます。

選択肢は各問題4つあり、1つを選びます。

ここのインタビュー英語だけは、ナレーションではなく非常にリアルな英語です。

話者も言いよどんだりしますし、話すスピードもインタビューの中で結構変わります。

あとリンキングとか音の消失が普通にあります。

本物のリスニング力を試すという意味では、非常に良問です。

自然な英語ということで、多くの受験者は難しいと思うかもしれませんが実はそこまで難しくありません。

Part1と同じくらいだと思います。

そこまで難しい単語も使われません。

ここは、2/2の満点を狙いましょう。

きちんと対策を取っていれば大丈夫です。

英検1級リスニング Part4対策

コツは事前に回答の選択肢すべてに目を通し、質問を想定してリスニングすること。

あと、過去問と聞いてもらえば分かると思いますが、余り事細かなことは質問されません。

話者が「結局なにを言っていたのか」が問われることが多いです。

  • インタビューされている人は何をしている人か?
  • これまで、どんなキャリアを経てきたのか?
  • 人生の成功のなんだったと言っているか?
  • 新しい事業で苦労した点は?

こんな感じが多いです。

ですから、Part3とは真逆で、“俯瞰的”に聞くスタンスでいると、良いかと思います。

Part4も基本的に、過去問を勉強するのが一番効果的です。

どんなインタビューの傾向、どのような問題が出題されるかキチンと把握していることが、大事です。

粘り強く何度も過去問・旺文社の問題集に取り組んでください。

参考

英検1級のリスニングに飽きてきた。

そんな方向けにおすすめのYoutubeチャンネルをまとめました。

でもあくまで過去問の練習が大事なのでYoutubeに時間を取られないように気を付けましょう。

>>英検1級 リスニング用おすすめYouTubeチャンネルまとめ

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