英検準1級のおすすめの時間配分を教えていただけないでしょうか?
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当サイトは「どこのサイトよりも詳しく!」をモットーに英検の勉強法について解説しています。
最近では当サイトを利用して独学で英検1級に合格する方も増えています。
今回は英検準1級の時間配分についてです。
高得点を取るためには時間配分は非常に重要です。
まずいつものように、いきなり結論書きます。
以下の時間配分を当サイトでは推奨します。
試験項目 | 問題数 | 時間(合計90分) |
語彙問題 | 25 | 15分 |
長文問題 | 16 | 40分 |
ライティング | 1 | 25分 |
見直し、リスニングの先読み | – | 10分 |
なぜ、この時間配分がいいのか?
そしてこの時間配分で進めるためのコツと、勉強方法について解説します。
上記時間配分を推奨する理由
まず上記時間配分を推奨理由ですが、以下。
- 英作文は得点源になるので時間を十分残す
- リスニングの先読み時間を少なくとも5分残す
英作文は得点源になるので時間を十分残す
英検準1級1次試験突破のカギは英作文です。
英作文は採点が甘く、求められる知識が他の項目より少ないため高得点が取りやすいです。
ですが、ここで時間を確保しきれず中途半端な英作文を出すと大幅減点です。
多くの合格者が高得点を取っている英作文で失敗すると合格できません。
確実に英作文に25分を確保できるようにしてください。
リスニングの先読み時間を少なくとも5分残す
英検準1級の筆記試験後にあるリスニングは先読みが必要です。
先読みには最低5分準備してください。
この5分間でやることは、リスニング問題の問題文と選択肢を全て読むことです。
全ての問題文と選択肢に目を通すので覚えきるのは不可能です。
ですが、この後以下2回の先読みチャンスがあります。
- 大問についての説明をしている時
- 設問の放送が終了後、次の設問の放送が始まる間(回答時間)
この先読みを繰り返すことで、放送が流れている時には設問が頭に入った状態で聞くことが出来ます。
ですので、何度も言いますが筆記試験に必ずリスニングの先読み時間を少なくとも5分確保しましょう。
詳しいリスニングの勉強法については以下にまとめましたので、合わせてご覧ください。
>>【聞き取れない?大丈夫!】英検準1級 リスニング問題の傾向・対策
語彙問題と長文問題時間短縮のコツ
当サイト推奨の時間配分ですと、英作文、リスニング先読み、見直しに35分使ってしまいます。
残りは55分で、語彙問題と長文問題を処理する必要があります。
やってみると分かりますが、結構忙しいです。
具体的なコツ、勉強法は以下です。
- 分からない単語問題は消去法で選択肢を絞って、運に任せる
- 長文問題を読む前に設問と選択肢に目を通す
- 固有名詞が多い英文は固有名詞を記号化する
- 試験前1カ月になったら、過去問の長文を40分で解く練習を毎日行う
- 英作文は固定テンプレートで回答する
分からない単語問題は消去法で選択肢を絞って、運に任せる
最初の単語問題で分からない問題があったら、悩んでいけません。
単語問題は覚えているか覚えていないかです。
覚えていなければ、悩んだところで正解は得られません。
消去法で選択肢を絞ったうえでテキトーに回答してください。
英作文で時間を確保するために、高速で解くことが大事です。
長文問題を読む前に設問と選択肢に目を通す
長文問題はいきなり本文を読むのではなく、読む前に設問と選択肢を読みましょう。
先にどんな問題があるのか理解しながら読むと、設問にかかわっている場所を素早く特定できます。
結果、回答時間を短縮できます。
固有名詞が多い英文は固有名詞を記号化する
何か分からないと思うので私が英検1級を受験した時の冊子を見せます。
著作保護のため少しモザイクをかけていますが、ポイントが□とか△とかの記号です。
この問題文はサイエンス系の話題で色んな物質名が出てきてました。
初見で聞いた時も無い固有名詞だったので□とか△とかにくくって記号化しています。
選択肢の文章にある固有名詞も合わせて記号にしてます。
こうやると、選択肢の情報と本文の情報の精査を素早くできます。
この手法が合うかは人によるので、自分に合っているか試してみて下さい。
試験前1カ月になったら、過去問の長文を40分で解く練習を毎日行う
試験前1カ月になったら、過去問の長文を40分で解く練習を毎日行いましょう。
英検協会ホームページにある直近3回と、全問題集の6回分です。
毎日やると同じ問題を何度も解くことになります。
正解の選択肢を覚えてしまいますが、問題ありません。
身体で40分で解くことを覚えさせるのが目的です。
可能なら、意味が読み取れる範囲でさらに早く読むようにしてください。
30分くらいで読み切れるようになると、本番でも長文問題が楽になります。
英作文は固定テンプレートで回答する
英作文は25分確保したとして、ここで工夫なく書いていては意味がありません。
英作文も効率的に素早く書けるようにすべき。
一番効果的なのはテンプレートを固定することです。
テンプレートを固定することで文章全体の構造をイチイチ考える時間を減らすことが出来ます。
余計な事に頭を使わないので、英作文のケアレスミスを減らす効果もあります。
当サイトが推奨する英検準1級のテンプレートは以下になります。
>>【英検準1級英作文ライティング対策】テンプレート定型文・書き方
【解く順番】英作文を先にするやり方はあり?
英作文が英検準1級合格のカギです。
なら英作文を先に解けばいいのでは?となると思います。
これは、人によると思います。
合う人合わない人いるはず。
私は順番通りに解きたいタイプでした。
さらに言うと長文が大得意で圧倒的に早く解き英作文に時間を作る自信がありました。
十分時間を残した上で、のんびり最後の英作文を書いたほうが精神的に楽に感じる。
なので順番の通りにときましたね。
長文に自信が無くて英作文が得意な人であれば、英作文に時間を使って先に高得点を確保したほうがいいという考えもアリ。
大事なことは、試験前に何回か練習して自分の得意な順番を見極めることです。
本番になって思いつきで解く順番を変えるというのは絶対にやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
英検準1級の合格のカギである英作文に時間を作るために設定した時間配分で解く訓練をすれば大丈夫です。
スピードに慣れるようになり、早く処理できるようになります。
あとは得点源である英作文できちっと点数がとれるように頑張りましょう。
また、折角書いた英作文をそのままにすると勿体ないです。
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ライティングには特に力を入れており、私が書いたライティングを全て公開しております。
皆様の英語学習の参考になりましたら、幸いです。
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