英検の面接官はひどいと聞きます。本当でしょうか?
こんなお悩みを解決します。
【筆者紹介】
- 30代元ブラック企業 理系技術者
- TOEIC950, 英検1級所持
- 旧帝工学部(学部・修士)
- 詳しいプロフィールはこちら
- お問合せ、X(旧Twitter)、Instagram
当サイトは「どこのサイトよりも詳しく!」をモットーに英検の勉強法について解説しています。
最近では当サイトを利用して独学で英検1級に合格する方も増えています。
今回は英検の面接官について筆者の英検1級を受験した時の経験から解説します。
【結論】人による(筆者は運よく良い人(当たり)が面接官だった)
いつものように結論書きます。
人によります。
そりゃそうでしょう。
英検は合否がある試験なので面接官に客観的な指標でジャッチするよう指導しているはずです。
ですが、面接官も人間です。
受験者との相性もあります。
実社会でも新しい上司・新しい先生と相性が悪いなんてことザラにありますよね。
面接は長い英検1級でも15分くらいだったと思います。
面接官と上手くいかないってことも残念ながらあると思います。
これで判定されてしまうのは理不尽ですが、どうしようもないです。
さらに受験者側が、面接官をどのように見るかにもよります。
面接が好きという受験者は殆どいません。
精神的にも負担のある面接で、多少なりとも不快な思いをして不合格。
そんな経験をすれば、それが少数であっても不満の声は大きくなるでしょう。
ネットSNSは少数の声が大きくなる傾向があります。
筆者の場合
私は、単に運が良かったのかもしれません。
面接は非常に快適で楽しく話させてもらいました。
(会社やお客様の自動車会社での技術プレゼンで理不尽なまでに詰められる生活をしています。なので普通の人と感覚が違うかも)
面接官の2人は非常に親切でにこやかでした。
一人はイギリス英語のネイティブの男性。
もう一人はアメリカ英語の日本人の女性でした。
二人とも、ハッキリとゆっくり話してくれたので、意味が分からないってことはありませんでした。
私の英語に対して???って感じの顔をされることもなかったです。
質問は意味不明なのがやたら来たので、そこだけは私が困惑していましたが。。
ただし、質問の意図は分からなくても、英語の意味は理解できていたので、きっちりと自分の立場を明確にしながら話すことが出来たと思います。
それが英検1級面接1発合格につながったと思います。
私も緊張していたので、もし巷で言われているような面接官であれば合格は難しかったかもしれません。
ホントこればかりは運です。
上手く面接を乗り切る対処法・練習方法
私は、単に運が良かっただけで合格してしまったのかもしれませんが、一応準備してきたことがあります。
心構えもありますし、練習方法もあります。
少しシェアさせてください。
- なるべく笑顔で話す
- ゆっくり大きな声で話す
- 英会話の練習の場を設ける
なるべく笑顔で話す
なるべく笑顔で話すように努めました。
満面の笑みで話すって感じではなく、微笑む程度。
むすっとしないくらいを頑張るって意味です。
面接官は受験者が緊張しているってのは分かっています。
でも、人間です。
少しでも良い印象を与えた方が良いのは間違えないでしょう。
普段の練習から、しかめ面で話さないようにするというのを心がけてみると、運が良い方向に転がるかも。
ゆっくり大きな声で話す
私はゆっくり大きな声で話す練習を心がけました。
ゆっくりというのは1分間で100語くらいのペース。
ネイティブがナチュラルに話すと180-200語くらいになります。
なので、相当ゆっくりな話し方です。
これは以下の狙いがありました。
- 英検1級のスピーチの理由を2つで済ますため
- 話している最中に考える時間を作るため
英検1級は2分間で社会性に富むテーマについて自分の意見を即興で話さなければなりません。
英作文と同じで、自分の意見を表明した後理由を説明して、最後に自分の意見を再度表明する。
形は決まってます。
ここで、理由を何個話すかが受験者によって違います。
私は2個で話したかった。
というか3個では話すのは当時の私には実力的に難しかったです。
あと、このスピーチの後の質疑応答では理由についての鋭い突っ込みが来ることがあります。
理由を増やせば増やすほど、厳しい質問を喰らう確率が増えるので、面接官にネタを提供したくありませんでした。
1分間100語で話せば、理由2つで大体1分30-40秒くらいのスピーチになります。
想定より少し早く終わりますが、許容範囲だろうと考えていました。
実際許容範囲だったと思います。
あと、ゆっくり話すと話しながら次に話すことを考える余裕が出来ます。
緊張している場面だと早口になりすぎて、言葉が詰まったりすると思います。
そんな状況は避けたかった。
この、ゆっくり話す戦術は非常に有効でした。
普段の英語からゆっくり話すの心がけ次第で違ってきます。
英会話の練習の場を設ける
英会話は場数を踏むと全然違ってきます。
なので可能な限り英会話の機会を持つべきでしょう。
これはオンライン英会話で対応可能です。
私は、以下の大手のオンライン英会話の無料体験のはしごして英会話の機会を作りました。
先生はフィリピンの方ですが、別に関係ないです。
フィリピンの方であっても英語は英語です。
聞き取れなければ、面接の英語も聞き取れないのは変わりません。
私の場合は英検1級対策というのもあるので、挨拶と自己紹介を済ませたら、強引に日本の政治や社会の話に強引にネタを変えていました。
フィリピンの方は人によりますが、日本の政治や社会には詳しくありません。
なので素直な質問が色々来ます。
これに対して自分の意見を言う。
これで十分質疑応答の練習はできました。
これは英検1級受験者である程度英語慣れしている私だから出来ることだと思います。
このページをご覧になられる方には小中学生の方やその親御さんもいらっしゃると思います。
流石にいきなりフィリピンの方と話すのは小中学生の方には難易度が高いです。
精神的にも負担でしょう。
英語が伝わらなかったり、聞き取れなかったら大変。
そんな方は、ワールドトーク
ワールドトーク
無料体験も活用できます。
日本人教師を活用して慣れてみるというのもありです。
また、ベストティーチャー
ベストティーチャー
英会話ではなく、チャット(メールベース)です。
自分のペースで返せば良いので精神的な負担はかなり減るはずです。
さらにベストティーチャーは英検3級〜1級までの面接対策コースの無料体験ができます。
ベストティーチャーの無料体験の使い方について以下に詳しくまとめました。
ここまで来たら、最後におすすめがDMM英会話
DMM英会話
しかも無料体験で2回面接対策コースを受講できます。
まずは、無料体験を試してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人によるって答えなので、皆様の気持ちにお答えできなかったかもしれません。
ですが、私が英検1級の面接を受けるため心がけて準備してきたことは、何かしらのヒントになるかなと感じてます。
お役に立てれば幸いです。
合わせて読みたい
当サイトでは英検1級、準1級などの英語試験の勉強法をシェアさせていただいております。
ライティングには特に力を入れており、私が書いたライティングを全て公開しております。
皆様の英語学習の参考になりましたら、幸いです。
英検ライティング添削Navi
英検ライティング添削Naviは英検の各級に対応している添削サービスを紹介するツール。
質問に答えていくだけで、適切な添削サービスが分かります。
英検面接オンラインスクールNavi
英検の面接に対応しているオンライン英会話スクールを紹介するツール。
質問に答えていくだけで、適切なオンラインスクールが分かります。
【英作文集】級別
【英作文集】課題別
英検2級対策
英検2級対策はこちらをご覧ください。
英検準1級対策
英検準1級対策関連記事はこちらをご覧ください。
英検1級対策
英検1級対策関連記事はこちらをご覧ください。