大学生で、現在TOEICスコア500点です。英語力としてアピールすべきでしょうか?
こんなお悩みにお答えします。
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今回はTOEIC500点は履歴書に積極的に書くべきかについてです。
この記事を読んでいる人はTOEICを受けたことがある人がほとんどだと思いますが、まだ受けたことが無い方はSantaアルク
10問5分くらいの無量模擬テストでTOEICの予測スコアまで出してくれます。
【結論】TOEIC500点以下は英語力アピールにはなりません
- TOEICのスコアの記載が必須なら現在のスコアを書くしかない
- 必須でなければTOEIC500点以下は書かないほうがいい
- TOEIC600以上を目指そう
あとで細かく説明しますが、大事なのは2番。
TOEIC500点以下は英語力アピールにならないです。
むしろ逆。
英語は苦手なんだなぁ。。って印象を与えてしまいますね。
ですから、500点以下は記載必須でなければ、書かないほうが良いでしょう。
概略はここまでで、細かい内容を説明していきます。
1. TOEICのスコアの記載が必須なら現在のスコアを書くしかない
もし履歴書にTOEICスコア記載が必須であれば、現在のスコアを正直に書きましょう。
点数が悪いからと言って、虚偽のスコアを書くのは絶対辞めてください。
企業によっては、アビメの原紙またはコピーを提出することを求める場合があります。
自分の会社はそうでした。
また、入社後すぐに試験をして英語力を測定するのも結構一般的です。
私も入社してすぐにTOEIC(IPテスト)を受けさせられてます。
TOEICは非常に正直なテストで再現性がかなり高いです。
嘘をつけば、ばれると思います。
再度繰り返しで、スコア記載必須なら正直に現在のスコアを書きましょう。
2. 必須でなければTOEIC500点以下は書かないほうがいい
冒頭で申し上げた通りです。
TOEICは990点が満点のテスト。
500点以下は約半分分かっていないってことを示しています(当たり前ですが)。
TOEICは4択問題ですから、何にも分かっていない人がテキトーに回答した場合の期待値が約250点。
500点って250点の2倍ではあるのですが、期待値250の試験で自分で分かった部分が250点追加されたって考えると、微妙。
人事の人も同じ見方をします。
最近の若い人は効率良く勉強しているのでTOEICのスコアも高いです。
あと、現在の共通テストの英語がTOEICみたいになっているので、今後の若い子はさらにTOEIC力が上がってきます。
その中で500点は、恥ずかしいみたいな状況に将来的になると思います。
低い点は極力さらすのは避けましょう。
3. TOEICまずは600以上を目指そう
TOEIC500点くらいの人であれば、600点は意外に簡単に到達できます。
諦めないで取りあえず600点以上を目指しましょう。
一番効果的なのは試験に慣れることです。
試験に慣れるには公式問題集が良いです。
TOEIC500点くらいであれば、リスニングに注力するだけで得点の大幅UPが期待できます。
基本的なリスニングのやり方は以下。
- 通しで本番モードで解く
- 復習、スクリプトの音読
- 繰り返し聞く(速度を上げる)
1. 通しで本番モードで解く
まずは、時間を測って通しで解きましょう。
本番と同じくらい気合入れてください。
可能なら、イヤホンでは無くてスピーカーで聞きましょう。
2. 復習、スクリプトの音読
解き終わったら確認してください。
間違った場所を確認するのはもちろんですが、正解した場所でも根拠をもって正解できたのか確認しましょう。
スクリプトの中で分からない単語があれば必ず調べて覚えましょう。
ここまでしっかりやれたら、本格的な復習。
時間があまりない人は、間違えてしまった問題のスクリプトを繰り返し聞いて、スクリプトを見ながら音読してください。
自分が効いている音と、スペル(単語)が一致するのを訓練です。
3. 繰り返し聞く(速度を上げる)
スクリプトを何度も聞いて読んだら、最後は何度も聞きましょう。
この時は自分が正解できた問題も聞いてしまいましょう。
慣れてきたら、速度を上げましょう。
私は最終的に2倍で聞いていました。
TOEIC程度なら2倍で聞いても理解できるようになります。
ちなみに2倍速で聞いてマークシートに回答するのはさすがに無理でしたが、1.5倍速なら何とかできました。
このくらいやりこめばリスニングで480~満点くらいになります。
英検も勉強しよう
ここまでですが、TOEICに向けた勉強方法を紹介しました。
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英検はTOEICと違い4技能を測ることが出来ます。
ビジネスに限定されたTOEICと違いアカデミックな内容が多く含まれており、勉強するのが楽しいです。
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当サイトを使って英検1級に合格した人もいます。
ライティングは詳しい解説以外にも私が実際に書いたものを全て公開しています。
皆様の英語学習のお役に立てましたら幸いです。
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