TOEICの点数と英語力についてざっくり知りたいです。
こんなお悩みを解決します。
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- TOEIC950, 英検1級所持
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最近では当サイトの読者の方が英検1級に独学で合格しております。
今回はTOEICのランクについての解説。
このぐらいのスコアだとこんな感じの実力だよーって言うのを自分の経験も含めて説明していきます。
TOEICのランク
レベル | TOEICスコア | 評価(ガイドライン) |
A | 860 | Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。 |
B | 730 | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。 |
C | 470 | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。 |
D | 220 | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。 |
E | コミュニケーションができるまでに至っていない。 |
ETSが設定しているTOEICのランクは上の表の通り。
これを一つずつ解説していきます。
Aランク Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
860点以上はAランクになります。
Non-Nativeとして十分なコミュニケーションが取れるとのことです。
確かに800点後半にもなると英語ができる人の扱いになります。
さらに上の900点以上いなると英語上級者扱いになります。
私もそうですが、海外出張などの仕事が多く振られることになりますね。
海外出向の候補になってくるでしょう。
ただし英会話力は人によります。
TOEICだけ勉強してた人の場合、全然話すことが出来ない人も結構います。
でも英語の知識は十分なので、英会話の機会を増やせばすぐ話せるようになります。
オンライン英会話でもいいですし、最近ではアプリで英会話出来たりします。
自分の場合は英検1級を勉強することで、英会話力を向上させました。
多くの方がTOEIC900取得後に英検1級を目指すので、試験で英会話も鍛えたい人におすすめ。
Bランク どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
730点以上はBランクになります。
イメージ英語中級くらい。
会社にいると英語の業務で足を引っ張ることは無いだろうくらいの感じです。
このくらいであれば、履歴書に自信をもってTOEICスコアを記入することが出来ます。
Aランクでも説明しましたが、英会話力とは一致しないことが多いです。
知識の量はある程度あるので、話す訓練をあわせてやっていくことが大事になります。
730点くらい取れるのであれば、Aクラスまではあと少しです。
個人的にはリスニングで満点を目指すくらいの気持ちで勉強し、リーディングは塗り絵にならないように頑張っていればAクラスに到達出来ます。
Cランク 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる
470点以上がCランクです。
多分中学レベルの英語が理解できれば470点くらいになると思います。
600点くらいであれば履歴書に書いてもOKですが、600点以下は英語力アピールとはなりません。
履歴書にTOEICスコアを書かないとならない場合は書くべきですが、そうでなければ積極的に記入する必要は無いです。
Cランクの人は基礎は出来つつあるのですが、まだ抜けがあります。
あとTOEIC専用の単語なんかも覚えきれていない人が多いです。
公式問題集だけでなく、参考書を使った勉強が必要です。
Dランク 通常会話で最低限のコミュニケーションができる
220点以上がDランクです。
かなり基礎がおぼつかないレベルだと思います。
中学の時使っていた教科書やドリルを見直していくのが一番効果的な勉強です。
英語は積み重ねの教科なので、基礎を大事にしないといけません。
基礎がある程度身につけばCランクはすぐです。
Eランク コミュニケーションができるまでに至っていない
220点以下の場合はEランクになります。
かなりキツイ言い方で申し訳ありませんが、このレベルの人はTOEICを受験するのは無駄だと思います。
TOEICは990点満点で4択問題。
全部鉛筆を転がして回答して期待値は250点。
220点以下は、鉛筆転がしているのより低い。
つまり何も分かっていないってことになります。
試験費用も無駄ですし、試験に行く時間も無駄。
まずは勉強して500点くらい取れそうってなったら受験するのをおすすめします。
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IPテストで950点、公式で905点の自分で905点なので精度は高いです。
まとめ
TOEICのランクで英語力を解説しました。
TOEICは英語の基礎力を身につけるのに非常によく出来た試験です。
毎月開催しているので日程調整しやすく、自分のペースで英語力を上げることが可能です。
うまく活用して英語力アップを目指しましょう。
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