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CEFR (Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment )
最近、英語の資格の話をするときにCEFR(セファール)っていう言葉を聞きませんか?
このCEFR ですが、Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment という意味でして、ヨーロッパ言語の実力指標のことです。
ヨーロッパ言語なんで英語だけじゃないんですよ。フランス語とかもこの指標であらわされます。
実力はA1からC2まであってC2になると、ほぼネイティブって感じですね。
最近ではこのCEFRに合わせて、各種英語試験のスコアが表記されるようになってきました。
英検のCSEスコアとは
英検も2016年くらいからCSEスコアというのを導入しCEFRのスコアA1~C1に合わせて合否判定できるようになりました。
例えばCSEスコア2600を超えると「英検1級合格」みたいな感じですね。
以下の表が管理人調べによる各種英語試験のスコアとCEFRの換算表です。
実は英検1級はC1レベルまでで、C2レベルを評価する試験ってIELTSくらいだったりします。
語学の世界は本当に深いんです。

ちなみに管理人の英語の実力は4年前に受けた英検1級です。
CSEスコアは2694ですからC1ですね。
僕もまだまだ勉強が必要です。
この表を見ても分かるかと思いますけど、結構英語の試験って色々あります。
この表以外にもケンブリッチ英検とか、国連英検とかもあります。
おススメの英語資格は?
様々な英語試験がありますが、どの試験がいいのでしょうか?
英語初学者が段階的に英語力を上げくという観点で考えると、TOEICと英検になるかと思います。
理由は以下です。
- 試験費用が安い
- 試験を年間複数回受けられる
- 自分のレベルに合った試験を選べる(特に英検)
試験費用ですが、1番高い英検1級で約1万円。TOEICですと6000円くらいですね。
それに対してIELTSは約25000円、TOEFL iBTも225ドル約25000円かかります。
さすがに試験1回に25000円とか高すぎます。
2の試験回数ですが、どの試験も複数回受けられます。
費用も加味するとTOEICと英検が、年間に何回も受けることができそうですね。
3ですけど、凄く大事です。
正直、高校中級レベルの人がIELTSとかTOEFLを受けてもさっぱりわからないので全く試験になりません。
TOEICだって一般的な中学生~高校生が受けても、ほぼ感で回答を選ぶことになってしまうので、あまり意味がないと思います。
そのような観点では英検は素晴らしいです。
日本人の英語教育に基づいて、適切なレベルで作られています。
段階的に受験していくことで英語力を上げていくことが可能なんです。
まとめ
今回の記事の内容のまとめです
- CEFRはヨーロッパ言語の実力を示す国際規格
- 各種英語試験がCEFRに合わせるようになってきている
- CSEスコアは英検が導入した指標でCEFRに換算可能
- 日本の学習者が英語を勉強する場合は英検とTOEICを使うと良い