システム英単語(シス単)は英検2級に使える?何章(どこ)まで必要?

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学校でシステム英単語を使っています。英検2級にも使えますか?

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今回は受験生がよく使っているシステム英単語についての記事。

これを英検2級対策で使えないのか?

結論ですが、ちょっと微妙です。

私が学生でシステム英単語を学校で指定されて使っているのであれば、それで英検2級対策します。

いつも使ってる単語帳のほうが馴染んでいるので、覚えやすいからです。

あとアレコレいろんなもの買うと集中力が分散します。効率悪くなります。

余計にお金かけて効率悪くなるなんてバカみたいですよね。

がもしも、英検2級用に新規で購入する場合は、システム英単語じゃないヤツの方がいいです。

英検2級用のおススメの参考書・単語帳は以下の記事にまとめたので読んでみて下さい。

>>【4技能+文法】英検2級 おすすめの単語帳・参考書・問題集まとめ

以下には、なんでそんな風に思っているのか?を解説します。

目次(クリックするとジャンプ)

調査内容・条件

今回ですが、英検2級単語問題の選択肢の英単語がシステム英単語に該当しているのか?調べました。

調査条件が以下。

調査対象

  • 2022年1回の英単語問題の選択肢の単語
  • 2021年3回の英単語問題の選択肢の単語
  • 2021年2回の英単語問題の選択肢の単語

調査方法

  • 過去問の単語(動詞)は原形に変換
  • 過去問の副詞は形容詞に変換
  • 上記処置後にシステム英単語の単語と照合

調査結果

実施回2022年1回2021年3回2021年2回備考
カバー率34.337.234.4
調査結果

調査結果は上の表の通りでした。

システム英単語の単語が英検準1級の語彙問題の選択肢をどれだけカバーできたかですが、34.3~37.2%。

この数字だけだと「カバー率低いっ!」となると思います。

ただし、英検2級の選択肢の単語が簡単すぎてレベルが合っていない可能性もあります。

念のため、2022年1回でシステム英単語でカバーされていない単語を列挙してみました。

それが以下。

abuse, accompany, accomplish, affair, all, along, an, annual, answer, any, at, back, base, break, but, by, come, case, chance, climate, close, comply, container, content, creature, decrease, definition, delicate, distribute, effort, elect, emergency, entry, equal, fault, financial, for, found, foundation, from, fun, get, have, hope, impact, impression, in, instrument, intelligent, into, launch, look, make, mean, mental, mess, military, mineral, mission, mixture, moment, of, off, on, out, over, overwhelm, package, possible, pride, promote, run, rate, rely, rest, restrict, reverse, secure, separate, severe, should, start, stimulate, sufficient, sweep, take, the, through, to, tear , turn, unite, whole, will, with, would

これ見ると確かに勉強するまでもない簡単すぎる単語(前置詞や助動詞など)もあります。

なのでカバー率が下がるのは仕方ありません。

ただし、よく見るとdelicate, distribute, foundation, stimulate, sufficientみたいにカバーしてほしいなぁって単語が無い。

これをどう見るかです。

個人的には、ほんの少しだけですが英検2級用だと力不足だと感じました。

既にシステム英単語を持っているのであれば、継続使用でもいいです。

が、英検2級用に新規購入を検討していて、あえてシステム英単語を選ぶのは得策ではありません。

パス単だったり英検2級専用の単語帳があるのでそちらを購入すべきですね。

以下は当サイトが推奨する単語帳・参考書がありますので是非読んでみて、良さようなものを購入してみて下さい。

何章(どこ)まで勉強する?

もしシステム英単語を学校で購入していて、英検2級対策で継続使用する場合、何章(何stage)まで勉強すべきか?

これは結論から言ってしまうと、stage2まででOK。

根拠は以下の表。

2022年1回2021年3回2021年2回
Stage115.223.415.6
Stage217.211.717.8
Stage31.02.10
Stage41.001.1
シス単stageごとのカバー率

見てもらうと分かると思いますが、Stage3より上はほぼ出てきません。

なので英検2級対策で勉強するのは無駄。

Stage1とStage2をやるのが良いです。

まとめ

ということで、システム英単語で英検2級対策はちょっと力不足な気がします。

新規で英検2級用の単語帳を買うのであれば、システム英単語はお勧めしません。

おすすめは以下の候補なので、自分に合いそうなものを選んでみて下さい。

また、英検2級は単語問題が難しいので勉強時間を使いがちです。

じつは、英検2級で効果的に得点を取れるのは英作文です。

英作文の勉強を頑張りましょう。

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