英検1級おすすめ参考書・問題集・単語帳10選 【少ない？十分です】

英検1級おすすめ参考書・問題集・単語帳10選 【少ない？十分です】

こんなお悩みに回答します。

執筆者について(この記事の信頼性)

\純ジャパ サラリーマンの独学英検1級勉強法/

当サイトは、「どこよりも詳しく！」をモットーに英検1級の勉強法を解説してます。

最近では当サイトの読者の方が以下のように独学で英検1級に合格しています。

今回は私が実際に使用した英検1級対策用のおすすめ参考書・問題集をまとめてみました。

これさえ買っておけば、英検対策はばっちりです。

長ったらしく書くと、みんな嫌だと思うので結論から先にドーンといっちゃいます。以下がオススメ。

番号	タイトル	価格
1	英検1級過去全問題集	2,970
2	(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇	2,420
3	英検1級 文で覚える単熟語	2,640
4	出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX	1,980
5	でる順パス単 5訂版（音声DL付）	1,980
6	リスニング問題150 (英検分野別ターゲット)	2,530
7	英検1級 面接大特訓	2,200
8	知識と教養シリーズのどれか一冊	2,090
9	究極の英単語 SVL Vol.3	1,980
10	究極の英単語CD	3,300

1. 英検1級過去全問題集

一番のお勧めは、やっぱ過去問。毎年春になると最新版が出てくるから、いの一番に買っておきましょう。

そして、繰り返し繰り返しボロボロになるまで勉強するとよいです。私もアホみたいに繰り返し勉強してました。ラスト1ヶ月は朝起きて30分で長文問題を1セット解くのをひたすらやってて効果を感じてましたね。

なんでそこまで過去問にこだわるのか、理由なんですけど、品質が完璧で英検1級の出題傾向がつかめるってのが一番。旺文社系以外の問題集は結局真似てるだけで品質は劣ります。

あと過去問を練習するとリスニングで非常に有利。リサイクル問題の存在があるからですね。

リサイクル問題？って思う方もいるので説明しておきますと、英検1級のリスニングは過去問の使いまわしが結構あるんです。

使いまわしってどのレベルかというと、問題文も選択肢も全く同じ、つまり正答の番号も同じ。

過去問を暗記するくらい何度も練習した人だと問題文聞く前に、選択肢眺めただけで答えが分かります。

なのでリスニングしないで、答えの選択肢を選ぶだけ。ということで、ちょっとずるい気もするけど、過去問を解けば解くほど有利。

英検1級の過去問は少々高いんですけど、実はメルカリで高値で取引されてます。

メルカリで販売されている英検1級全問題集

直近のものは書店で入手できるため、定価より高く売ることは出来ないです。でも新しい過去問が売り出されると前年度の過去問は販売されなくなるので、定価以上で取引されます。

数年後に高値で売るということも考えれば実質0円。高い〜って躊躇しないでアマゾンでポチってほしいです。

2. (MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇

2016年にCSEスコアが導入され、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングが同じ得点となりました。

そうなったとたんに、注目されるようになったのがライティング。ここを満点(850点)とると、1次試験はよっぽど他でやらかさなければ合格確定になります。

しかも結構、満点は取れるって話をチラホラ聞くんですよね。流石に英検協会も2024年度からは少し是正するんだけど、それでもライティングが得点源になるのは変わらないと思います。

私はライティングより長文が得意で満点がとれるタイプなので英作文はそこまで頑張ってなかったです。

合格した後、ライティングは頑張った見返りが大きいセクションと気が付きました。

手っ取り早く合格するためには英検4技能のうちライティングに力をいれると良いです。となると気なるのが英作文の参考書。

オススメは 「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」。旺文社本より圧倒的に使えます。

最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇の文章は非常にシンプルで書き方が統一されており、使いやすいです。

ちょっと簡単すぎないか？って不安になるくらいだけど、これくらいの文章で高得点が取れます。

さらに音声もついているので、耳から覚えることも可能。2次試験のスピーキングもこの本で対応できます。

＞＞【書評】ジャパンタイムズ 英検1級 英作文完全制覇【使い方解説】

本書の知識を元に、色々なお題で英作文を書いてみるのが英作文力アップのコツ。

よくあるのが本書を読んで分かった気になる人。これくらい簡単だし読んだだけで書けると勘違いするのは危険。それでは英作文力は身につかないので本番で書けなくて後悔します。実際に自分で200−240語の英作文を書くことが大事。

適宜、オンラインの添削サービスの無料体験を利用して先生からの意見をもらうってのが令和の時代の勉強法ですね。

3. 英検1級 文で覚える単熟語

英検1級 文で覚える短熟語は汎用性の高い超おすすめの書籍。これは、ボキャビル、長文、リスニングPart2対策として超優秀でマストで買うべきです。

英検1級の1次試験の難所は冒頭の25問の鬼畜単語問題。この鬼畜単語問題以外で使われる単語はかなり簡単です。

つまり長文を読むために必要な単語力はそこまで高くないんです。よく英検1級を勉強する人が経験するのが、いきなりパス単を購入して難しすぎて萎えるってパターン。

まずは、長文レベルの単語を文単を使って勉強し、その後少しずつパス単とか単語問題用の単語帳を使うとストレスが減ります。

文単は実際の長文の過去問がメインです。なので単語はそこまで難しくない。これを時間を測って読めば読むほど、英検1級長文レベルの語彙力、長文読解力と速読力が向上していきます。

さらにリスニングCDもついているのがデカいです。英検1級のリスニングの難所の一つがアカデミックな放送を聞くパート2。文単はこのパート2の上位互換になるんです。

普段から文単をリスニングしていれば、リスニングパート2は余裕になります。ということで文単はコスパがいいんです。

私は英検1級後も文単を読み直して勉強しているくらいオススメ。

＞＞【文単】英検1級文で覚える単熟語の使い方・勉強方法解説

4. 出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX

英検1級の単語対策ってなるとド定番がパス単。だが、安易に飛びつく前に少し待ってほしいんです。

単語本に関しては、質のいい本が様々な出版社から出てるから吟味が必要。個人的にはジャパンタイムズの「出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX」が一番よかったです。

パス単より、見出し語についている英文が短くてシンプルなので覚えやすいってのが個人的理由。当時の自分はブラック労働のせいで勉強する体力がなく、単語の勉強は通勤中のリスニングだけ。

パス単の例文は無駄に長いのに対し、単熟語 EXは例文が短いので短時間に回すことが出来ました。正直単熟語EXだけで合格できますが、不安ならパス単で補充するやりかたもありです。

＞＞英検1級 パス単と短熟語EXを比較してみた

5. でる順パス単 5訂版（音声DL付）

おなじみのパス単。旺文社(公式)が出している単語本。見出し語の文章が長いため、音で覚えるのが大変です。

この本は単語対策本なので非常に難しいです。英検1級の全容を知らずに、定番書籍のこの本から勉強を始めるとメンタルやられるので注意が必要。

私も最初にこのパス単を使って結構やり込んだけど、なかなか覚えられませんでした。文単に軌道修正して気持ちよく勉強出来たって感じです。

この気持ちよく勉強出来る感じが長続きのコツなんで大事にしてほしいです。

6. リスニング問題150 (英検分野別ターゲット)

次は旺文社のリスニング問題。この本は本番のリスニング過去問を使用しています。

最初の過去問のところで説明したように、英検1級のリスニングの問題はリサイクル問題が出る事があります。

全く同じ文章で、選択肢の文章も同じなので、正解も同じです。これを試験中に何個か引き当てると卑怯なくらいデカいです。

過去問を何度も勉強していれば、選択肢読めば「あの問題だな！」って正解が分かるので、リスニングしなくてもOK。

特にPart3とか、情報処理が多くて忙しい系の問題のときにリサイクル問題が出題されると、得点は出来るし一休みできるのでありがたいです。

自分が2016年に受験したときは、苦手なPart3で一つ覚えていたリサイクル問題が出て来たので、リスニングのリズムを取り返すのに成功しました。

リスニングの過去問は入手できるかぎり全部やるべきです。書店で入手できるのは最新版の全問題集と本書のみですが、メルカリでは昔の全問題集もあります。

予算の兼ね合いはあるだろうけど、ここは多少高くてもメルカリで昔の全問題集を買っておくことを推奨。

合格したら高値で売れます。

＞＞【書評】旺文社 英検1級リスニング問題150【使い方解説】

7. 英検1級 面接大特訓

面接対策「英作文問題完全制覇」は英検1級 面接大特訓も加えておくと良いです。

所謂「イッチー本」。イッチー本の英検1級書籍で、唯一おススメしています。

イッチー本は構成が酷かったり、無駄な説明が多かったりと残念なものがほとんど。

この本も無駄な説明が長々ある点ではイッチー本の傾向をバッチリ踏襲してますが、最初の方だけなのでまだ生ぬるいです。

星の数ほどある他のイッチー本と比べると酷くないので安心して購入してOK。

この本はエッセイ対策にも使えるけど、本のタイトル通りで面接で使うのが良いと思います。

ちょっと表現方法が難しいものはあるけど、自分がいいなぁと思ったものを覚えるようにする使い方がおすすめ。

要するに辞書的な使い方でつまみ食いする感じで十分です。私は本書と英作文完全制覇、自分が書いた英作文を使って二次試験を突破しました。

これだけで不安な人は、オンライン英会話などで適宜模擬面接も体験すれば、本番でビビることなく実力を発揮出来る。

＞＞【レビュー・使い方】英検1級 面接大特訓は二次試験対策におすすめ

8. 知識と教養シリーズのどれか一冊

知識と教養シリーズ。最新刊の知識と教養の英会話(黄緑)がおススメ。

様々な問題・課題についての高尚な会話がまとめられています。日本語ではこんな会話絶対しません。メインの本では無いが、英検1級の面接のときに自分の表現のストックを増やすために使えます。

すべて覚えるのは不可能なので、上述のイッチー本と同じで、辞書みたいな使い方になると思います。本書を読めば、英語以外の知識を身に着けることが出来るのもよいですね。

教養シリーズは3冊あります。とりあえずネタが新しい最新刊の黄緑からトライすると良いです。最新刊は昔のやつより少し簡単な表現になってると思いましたが、それでも十分英検1級に使える内容になっています。

9. 究極の英単語 SVL Vol.3

究極の英単語Vol.3も良く使っていた単語帳。これは、内容的に英検準1級(語彙問題)レベル。

これは、「分かっていない」とヤバい単語です。ちょっと単語力に自信が無い方は本書からやってみるといいです。

ちなみにVol.4は英検1級レベルになりますが、以外なことに語彙問題の単語をカバーできていません。

Vol.4も買ってますが、ほとんど勉強しないで合格してしまいました。

＞＞【レビュー】究極の英単語3について解説・使い方も紹介

10. 究極の英単語CD

先ほど紹介した究極の英単語シリーズは弱点があります。それは音源CDがこの御時世にも関わらず別売り。

しかも3300円といい値段がついてます。究極の英単語1〜4までが収録されているから、この値付けなんだと思うがうーんやっぱ高いですねぇ。

ただし、メルカリで2000-2500円くらいで売れちゃうので、実質消費1000-1500円だし、気にならない人はポチッてしまうといいです。

メルカリで買えばいいって考え方、それも悪くないけど人気商品なのですぐ売り切れる事が多いです。とりあえず新品を買うほうが時間を無駄にしないと思います。

英検1級の単語帳・参考書についてよくある質問

まとめ

今回紹介した参考書から選んでいけば、十分です。

さらにこの中でも特にオススメなのが「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」。

英検1級は英作文で合否が決まることがほとんどです。「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」で英作文を仕上げましょう。

あとは適宜オンラインの添削サービスを活用して、自分の英作文を専門家に見てもらうと良いです。

合わせて読みたい

当サイトでは、私自身の英語学習経験から、最短でなるべく楽しく英検1級を取得する学習方法をまとめています。

特にエッセイに関しては実際の多数の私の英作文を公開。有益な情報満載なんで是非読んで頂きたいです。