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英検1級の合格率

まず英検1級の合格率は一次試験10%、二次試験60%前後と言われています。

ただし、最近の合格率のデータを協会は公表していません。

英検1級合格者推移

一昔前は合格率のデータを公表してました。

大体10%前後でした。

試験内容も特に変化が無いので、おそらく、そこまで合格率は変わっていないと思われます。

英検1級のレベル

英検1級のレベルってどのくらいなのか?

よく聞かれる質問です。

一番良く言われるのが「大学上級レベル」です。

英検協会側が出している定義が「大学上級レベル」だからです。

凄くあいまいな表現なので、今回はデータでどのくらい難しい試験なのかを考察していきます。

英検1級 英単語問題のレベル

英検1級で一番言われるのが一次試験の最初の単語問題の25問。

ここは鬼畜レベルであることが良く言われます。

どのくらいなの?について具体的に調べてみることにします。

調べる前に基準が無いといけないので以下のルールとします。

過去問の範囲

英検2級~1級までの以下の語彙問題を使用。

  • 2022年1回
  • 2021年3回
  • 2021年2回

レベル分けの基準

アルク社のSVLを使用。

アルク社は日本人が学ぶべき英単語12000語を抽出。

1000語ずつ、レベル1~12までにレベル分けしています。

これをSVLと言っています。

ちなみに、このSVLに合わせて作られた単語帳が究極の英単語シリーズです。

SVLに振り分けるときの条件

SVLに振り分けるときの条件を以下としました

  • 原形動詞に変形(原形じゃないとリスト中の単語と該当しないため)
  • 単数形名詞に変形(単数じゃないとリスト中の単語と該当しないため)
  • 副詞は形容詞に変形

今回、語い問題以外でも上記条件で単語の抽出とレベルの振り分けをしています。

英検2級から1級の語彙問題をSVLに振り分けた結果がこちら。

英検語彙問題比較

グラフの横軸はSVLで右に行くほど難しい単語が使われています。

縦軸は出現頻度です。

英検1級はレベル10から12が多く出題されています。

英検準1級は5から9くらいがメイン。

英検2級はレベル5くらいまでがメイン。

ということで明確に級によって単語の難易度が違うのが分かりますね。

そりゃ当たり前です。。。

さらに注意してほしいのが、SVLでのカバー率です。

つまりSVLに該当しなかった単語あるって話です。

  • 英検2級⇒カバー率100%(全てSVLにある)
  • 英検準1級⇒カバー率95%
  • 英検1級⇒カバー率65%

はい。英検1級はSVLの1.2万語でカバーされていない単語が35%もあります。

つまり、究極の英単語シリーズを完璧に仕上げても選択肢の単語4つのうち1つは知らない単語が出てきます。

これが英検1級の語彙問題のレベルが高いと言われる理由。

全ての選択肢の単語を知っているレベルにするには少なくとも1.5万語は必要になると考えられます。

物凄いレベルですが、合格するだけなら1万語でいけます。

1万語を覚えるやり方については以下にまとめました。

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英検1級 長文問題のレベル

英検1級の長文問題のレベルについて、文章の量、使われる英単語のレベルで解説していきます。

英検1級 長文問題のレベル~文章の量~

英検1級英検準1級
単語量(概算)2500語1700語
読解時間(概算)約45分約45分

文章のボリュームは英検準1級の約1.5倍になります。

しかも英作文の時間などの兼ね合いで、回答時間は同じくらいになってしまいます。

TOEICほどでは無いですが、英検1級のリーディングはスピードも必要になります。

英検1級 長文問題のレベル~英単語のレベル~

英検1級長文問題の英単語のレベルですが以下のグラフをご覧ください。

英検1級長文単語

長文ゆえに、前置詞のようなSVLレベルの低い機能語が多いため難単語の割合が低く見えます。

それでも10%はレベル7-9と英検準1級の語い問題レベルの単語が使われていることが分かります。

英検1級の長文の単語レベルに対応するためには、少なくともSVL7-9に対応している究極の英単語3を仕上げる必要はあると言えるでしょう。

この高いレベルの長文問題の対策は以下の記事まとめました。

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英検1級 英作文問題のレベル

英作文の問題のレベルに関して定量的に評価できるのは求められる文量と、求められる語いレベルです。

そこでそれぞれについて調べてみました。

英検1級 英作文に求められる文量

英検1級英検準1級英検2級
語数200~240語120~150語 80~100語
理由3つ2つ2つ

英検1級は語数が200~240で理由3つです。

理由3つってなると、2つはすんなり作れるけど、3つ目が出てこないってことはよくあります。

理由だしの訓練が英検準1級、2級よりも必要になります。

英検1級 英作文に求められる語いレベル

英検1級英作文使用単語レベル

協会の模範解答と、筆者解答を比較したグラフが上(詳しい解説はこちら)。

見ていただければわかるように、模範解答(満点)はSVLで7以上の単語をかなり使っています。

SVL7以上の単語は非常にレベルが高く、覚えるのも大変です。

それを英作文で使いこなせないと、語い満点の評価は得られません。

非常に求められるレベルが高いと言えます。

が、合格するのであれば、8割でいいのが英検1級。

取りあえず合格できるレベルの対策を以下にまとめました。

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英検1級 リスニング問題のレベル

リスニングレベルは私の感覚でTOECI同等くらいです。

ここだけテキトーで申し訳ないです。

TOEICリスニングで450~490くらいの実力であれば、単語力をつけて少し練習すれば8割はいけます。

つまりリスニングのレベルはそこまで高くない。気にするレベルではないです。

対策については以下にまとめました。

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英検1級 二次試験面接のレベル

英検1級の二次試験は社会問題について2分間のスピーチ+質疑応答です。

5つのお題から1つを選び、即興で2分間スピーチをするという高レベルの試験。

日本語でも難しい内容です。

評価項目は以下の4つ。

分野満点評価のポイント
SHORT SPEECH10与えられたトピックの中から一つを選び、論点とその根拠をまとめ首尾一貫したスピーチを組み立てることが求められます。
INTERACTION10面接委員とのやり取りの中で、それぞれの質問に対して臨機応変に対応し、会話を継続することが求められます。
GRAMMAR AND VOCABULARY10面接を通して、幅広い語い・文法を正確かつ適切に運用することが求められます。
PRONUNCIATION10面接を通して、発音・アクセント・イントネーションを正しく運用することが求められます。

この中である程度定量的なデータを出せるのは語い(VOCABULARY)。それと語数ですね。

協会が面接の模範解答として公開しているのはバーチャル英検のスピーチ。

これだけだと少し足りないので、旺文社の過去問題集の解答についている面接のスピーチ3つも比較で調べました。

バーチャル英検2020過去問問題集
模範解答1
2020過去問問題集
模範解答2
2020過去問問題集
模範解答3
語数264語213語191語184語
語数比較

まず語数ですが、バーチャル英検が突出しています。264語です。これを2分で話すとなると1分辺り130語。

日本人にとってはかなり流暢なスピードです。

ただしこのバーチャル英検のスピーチ中身が微妙です。なんか理由のところがゴチャゴチャしており分かりにくい。

まどろっこしくて無駄に語数を使っている気がします。

語いの評価も次に示しますが、バーチャル英検は難単語を使っていないのが明らかです。

ということでバーチャル英検(英検1級)は信用しないほうが良いです。

旺文社の答案みると200語前後ということで、1分間100語レベルのスピーチスピードです。

自分が合格した時もスピーチスピードは100語/分を目指していました。

旺文社の回答を是とすれば、スピーチスピードは標準的なレベルです。

面接模範解答SVL

使われている語いレベルについて示したのが上のグラフ。

見て分かるようにバーチャル英検はSVL6以上の単語はありません。

さすがにこれではバーチャル英検は参考にならないと考えてもらった方がいいと思います。。

旺文社の問題集の解答は7~10くらいの単語を合計5語以上使っています。

SVL7-9は英検準1級の語彙問題のレベルです。

それを即興のスピーチで使う必要がある、そう考えると非常に高いレベルであると言えますね。

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当サイトでは英検1級、準1級などの英語試験の勉強法をシェアさせていただいております。

ライティングには特に力を入れており、テンプレートや考え方を細かく解説してあります。

テンプレートに関しては私以外の方にも実際の試験で活用いただき好評いただいています。

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また実際に私が英検1級の練習で書いた英作文を全て公開しています。

皆様の英語学習の参考になりましたら、幸いです。

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☑ 英語学習が趣味の30代
☑ 元ブラック企業戦士
☑ アジア諸国を出張転戦
☑ TOEIC950, 英検1級所持
☑ 旧帝工学部(学部・修士)
☑ 楽しみながら英語を勉強する方法を紹介します

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